空前の豪華メンバーで行われるジャパンCを控える今週は、競馬ファンの盛り上がりも特別なものがあります。3頭の3冠馬の競演に期待を膨らませている方も多いことでしょう。
そのジャパンC前日の明日は、阪神で京都2歳Sが行われます。暮れのホープフルSと同じ距離で行われ、過去にはタイムフライヤー(2着)がこのレースをステップにホープフルSを制しています。暮れの、そして来年の大舞台へ向けての若駒の力比べに注目が集まります。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2020/11/28(土) 阪神11R 京都2歳S(G3) 芝2000m
1 | ビップランバン | 川田将雅 | A |
---|---|---|---|
2 | バスラットレオン | 坂井瑠星 | A’ |
3 | テリオスルイ | 菱田裕二 | C |
4 | グラティトゥー | 松山弘平 | A |
5 | グロリアムンディ | 福永祐一 | C |
6 | マカオンドール | 岩田康誠 | B |
7 | ダノンドリーマー | 岩田望来 | B’ |
8 | ワンダフルタウン | 和田竜二 | C |
9 | ラーゴム | 武豊 | C |
10 | タガノカイ | 藤岡康太 | A’ |
A評価となったのはビップランバン、グラティトゥーです。
ビップランバンは前走自ら速いラップを刻み、上がりもまとめてコースレコードタイでの勝利でした。最後までバテずに終いは後続を突き放した内容から、スピードの持続力に優れている印象です。川田騎手ならこの馬の特性を活かす競馬をしそうで、前残りには十分警戒が必要です。
グラティトゥーは小倉の新馬戦が5馬身差の強い勝ちっぷり。前走は評判馬ヨーホーレイクに競り負けましたが、目標にされる立場ながら最後まで離されず食らいつきました。阪神2000は合っていそうで、勝ち負けに加わってきそうです。
A’で続くのがバスラットレオン、タガノカイ。軸に選ぶならこのあたりまででしょうか。
一方でC評価にグロリアムンディ、ワンダフルタウン、ラーゴムと、上位人気馬が揃いも揃いました。ここまで上位人気の評価が低いのは珍しく、馬券は少しひねった買い方が良さそうです。
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