【重賞データ公開】 10/11(日)京都大賞典、毎日王冠

明日は東西で秋のG1戦線への重要なステップレース、京都大賞典と毎日王冠が行われます。

京都大賞典は天皇賞秋とジャパンCに向けた前哨戦となります。G1馬のキセキ、グローリーヴェイズに連勝中の上がり馬キングオブコージ、この路線の古豪ダンビュライト、パフォーマプロミスらが挑む構図です。

毎日王冠の注目は何と言ってもサリオスでしょう。春の2冠はともに2着とあと一歩頂点には及びませんでしたが、秋は中距離路線を選択してきました。ライバルのコントレイルは秋初戦を無事にクリアしており、こちらも負けられないといった意気込みでしょう。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/10/11(日) 京都11R 京都大賞典(G2) 芝2400m

1 ダンビュライト 松若風馬 A
2 キセキ 浜中俊 B
3 シルヴァンシャー 北村友一 B
4 タイセイトレイル 川須栄彦 C
5 ノーブルマーズ 高倉稜 B’
6 ステイフーリッシュ 藤岡佑介 A’
7 リッジマン 古川吉洋 C
8 カセドラルベル 松山弘平 A
9 モンドインテロ 嶋田純次 B
10 アルバート 岩田康誠 B
11 バイオスパーク 和田竜二 B
12 ドゥオーモ 藤岡康太 C
13 グローリーヴェイズ 川田将雅 B
14 アイスバブル 幸英明 C
15 パフォーマプロミス 福永祐一 A’
16 ミスマンマミーア 池添謙一 C
17 キングオブコージ 横山典弘 B’




A評価となったのはダンビュライト、カセドラルベルです。

ダンビュライトは去勢後の結果はまだ出ていませんが、G2に戻れば依然として安定勢力と見ていいでしょう。昨年のような前々からの積極策での粘り込みがありそうです。

カセドラルベルは大型馬で本格化に時間を要しましたが、前走で条件クラスを卒業しての重賞挑戦です。フットワークが大きく小回りよりも直線の長いコースが向きそうで、ここで好走すればエリザベス女王杯も見えてくるだけに、走りの内容に注目です。

ステイフーリッシュ、パフォーマプロミスの両ステイゴールド産駒が続くA’評価となっています。人気のキセキはB、キングオブコージがB’評価と、評価を下げるほどではないですが軸で推すにはもう一歩といったところです。

2020/10/11(日) 東京11R 毎日王冠(G2) 芝1800m

1 コントラチェック 丸山元気 B
2 ワンダープチュック 柴田大知 A’
3 アイスストーム 石橋脩 B
4 ザダル 田辺裕信 B
5 ダイワキャグニー 内田博幸 C
6 トーラスジェミニ 木幡育也 A
7 サンレイポケット 荻野極 C
8 サトノインプレッサ 戸崎圭太 C
9 サリオス ルメール A’
10 カデナ 三浦皇成 B
11 カイザーメランジェ 武藤雅 C




A評価となったのはトーラスジェミニです。

逃げたときの粘り腰には定評があり、春は同じ舞台のエプソムCで3着と好走しています。速い上がりよりは時計がかかったほうが良さそうで、台風一過の馬場には適性がありそう。前残りに警戒が必要です。

A’で続くのはサリオス、ワンダープチュックです。軸はサリオスで問題なさそうですが、対抗勢力に目を移すとサトノインプレッサ、ダイワキャグニー、サンレイポケットあたりの評価が低くなっており、相手は少しひねるのが面白そうです。

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