【重賞データ公開】 9/13(日)セントウルS、京成杯AH

今週よりいよいよ秋競馬がスタート。開幕週は恒例の重賞、セントウルSと京成杯AHが行われます。

セントウルSはスプリンターズSの最重要ステップであると同時に、サマースプリントシリーズの覇者を決める一戦でもあります。昨年はタワーオブロンドンがここを制してサマースプリント王となり、更にその勢いで本番も制しました。今年のシリーズ覇者は誰になるのか、そして本番へとどう繋がるのか、両面から見逃せないレースです。

京成杯AHはサマーマイルシリーズ最終戦となります。勝てばシリーズ優勝の可能性のある馬が多く、タイトルの行方に注目が集まります。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/9/13(日) 中京11R セントウルS(G2) 芝1200m

1 トウショウピスト 丸田恭介 C
2 ノーワン 池添謙一 C
3 メイショウグロッケ 浜中俊 A’
4 ラヴィングアンサー 吉田隼人 A’
5 キングハート 菱田裕二 C
6 セイウンコウセイ 幸英明 B
7 ミスターメロディ 北村友一 A’
8 タイセイアベニール 松山弘平 A’
9 シヴァージ 岩田望来 B’
10 トゥラヴェスーラ 武豊 B
11 ビアンフェ 藤岡佑介 B’
12 メイショウキョウジ 藤岡康太 C
13 クライムメジャー 鮫島克駿 C
14 フェルトベルク 藤懸貴志 C
15 クリノガウディー 森裕太朗 A
16 ダノンスマッシュ 三浦皇成 B’
17 ラブカンプー 斎藤新 B




A評価となったのはクリノガウディーです。

高松宮記念の1着降着以降は冴えない競馬が続きますが、CBC賞は出負け気味のスタート、関屋記念は最後無理をしなかったものでいずれも敗因は明確です。ここは何といっても高松宮記念と同じ舞台、流れに乗れそうな外枠ですし、巻き返しの条件は整ったと思います。

A’で続くのがミスターメロディ、メイショウグロッケ、タイセイアベニール、ラヴィングアンサーです。

評価の低い人気馬はおりませんが、人気馬がB’クラスに多くなっており、中穴あたりの狙いが面白そうです。

2020/9/13(日) 中山11R 京成杯オータムハンデ(G3) 芝1600m

1 ルフトシュトローム 石橋脩 C
2 ボンセルヴィーソ 木幡巧也 A’
3 アルーシャ 戸崎圭太 C
4 ストーミーシー 田辺裕信 B
5 アンドラステ ルメール B
6 スイープセレリタス 丸山元気 C
7 ジャンダルム 藤井勘一郎 C
8 シゲルピンクダイヤ 和田竜二 B
9 アフランシール 津村明秀 B
10 トロワゼトワル 横山典弘 A’
11 ラセット 秋山真一郎 A’
12 エントシャイデン 大野拓弥 B
13 ミッキーブリランテ 坂井瑠星 B’
14 アストラエンブレム 横山武史 B
15 メイケイダイハード 酒井学 A
16 スマイルカナ 柴田大知 B




A評価となったのはメイケイダイハードです。

勝つか惨敗かの極端なタイプで、最低人気の中京記念もそれまでの二桁着順が嘘のような快勝劇でした。気が向けば走るタイプと思えば、前回の負けも気になりません。雨が残り少し時計のかかる馬場も悪くなさそう。サマーマイルシリーズ覇者に向けて、再び酒井騎手を背に激走がないとは言えません。

A’で続くトロワゼトワル、ボンセルヴィーソ、ラセットまでが軸候補となりそうです。

前日オッズで1番人気のアンドラステは標準的なB評価。評価の低い人気馬はルフトシュトローム、アルーシャです。

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