振り返り記事の最後は重賞データ公開の評価結果の集計です。
平地重賞レース全馬の期待回収率をA~C 5段階で発表していますが、そのランクごとの成績の集計です。
2020年上半期重賞データ分析の集計結果
対象レース数 64レース
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
出走全馬対象
「A」15- 17 -10 – 70 勝率13.4% 複勝率37.5% 単勝回収率82% 複勝回収率93%
「A’」15- 4 -18 -114 勝率 9.9% 複勝率24.5% 単勝回収率51% 複勝回収率97%
「B」 15- 25- 18- 214 勝率 5.5% 複勝率21.3% 単勝回収率64% 複勝回収率94%
「B’」 9- 9- 10- 137 勝率 5.5% 複勝率17.0% 単勝回収率81% 複勝回収率78%
「C」10- 9- 8 -237 勝率 3.8% 複勝率10.2% 単勝回収率177% 複勝回収率68%
単勝30倍以下のみ
「A」15- 15 – 9- 45 勝率17.9% 複勝率46.4% 単勝回収率110% 複勝回収率98%
「A’」15- 3 -13- 60 勝率16.5% 複勝率34.1% 単勝回収率85% 複勝回収率76%
「B」 13- 21- 11- 121 勝率 7.8% 複勝率27.1% 単勝回収率66% 複勝回収率74%
「B’」 8- 9- 7- 58 勝率 9.8% 複勝率29.3% 単勝回収率66% 複勝回収率83%
「C」 9- 7- 4- 63 勝率10.8% 複勝率24.1% 単勝回収率171% 複勝回収率70%
全馬では人気薄も多く含むため数値が安定しませんので、単勝30倍以下の馬に絞ったデータで見ていきます。
買える評価のA評価の単勝回収率は110%と好調でした。勝率、複勝率は最も高く、複勝回収率も98%と高い値。特に5月以降が好調で、【最強ブログランキング】の重賞予想でも多数的中できた要因となりました。
続くA’評価は想定に近い数値。A評価とA’評価を合計すると、単勝97%、複勝87%の回収率でした。
危険評価のC評価は何と単勝回収率171%と、想定外の結果となってしまいました。これは単勝20倍以上の勝利が4頭もあったことが要因です。とは言え、より的中数が多い複勝の回収率は70%と5ランク中最下位ですので、ランク付けのロジックは正しく機能しており、勝ちがたまたま重なってしまっただけと割り切れると分析しています。