明日は上半期G1シリーズの最終戦、宝塚記念が行われます。
フィエールマン、アーモンドアイは不在となりましたが、それでも皐月賞馬サートゥルナーリア、香港C勝ちのグローリーヴェイズに大阪杯の上位組が勢揃いし、夏のグランプリに充分相応しいメンバーとなりました。
夏場の暑さ、梅雨時の馬場ということもあってか、過去10年で1番人気は2勝と一筋縄ではいかない結果となることが多いレースですが、期待回収率の解析結果はどのようになっているのでしょうか。見ていきたいと思います。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2020/6/28(日) 阪神11R 宝塚記念(G1) 芝2200m
1 | トーセンカンビーナ | 浜中俊 | B’ |
---|---|---|---|
2 | ペルシアンナイト | 和田竜二 | C |
3 | グローリーヴェイズ | レーン | B |
4 | アフリカンゴールド | 藤井勘一郎 | B’ |
5 | サートゥルナーリア | ルメール | A’ |
6 | トーセンスーリヤ | 横山和生 | A |
7 | ワグネリアン | 福永祐一 | B’ |
8 | レッドジェニアル | 酒井学 | C |
9 | アドマイヤアルバ | 西村淳也 | C |
10 | メイショウテンゲン | 松山弘平 | A’ |
11 | ラッキーライラック | Mデムーロ | B |
12 | モズベッロ | 池添謙一 | A |
13 | ダンビュライト | 松若風馬 | B |
14 | キセキ | 武豊 | B’ |
15 | スティッフェリオ | 幸英明 | A’ |
16 | クロノジェネシス | 北村友一 | B |
17 | カデナ | 鮫島克駿 | C |
18 | ブラストワンピース | 川田将雅 | B’ |
A評価となったのは人気薄の2頭、トーセンスーリヤとモズベッロです。
トーセンスーリヤは暮れに2勝クラスを卒業すると、明け5歳の今季は準オープンを勝ち、その勢いで新潟大賞典を初重賞挑戦で見事に制してみせました。新潟外回りであまり伸びない内を通っての完勝は着差以上に評価できるものです。充実期の今、超一線級を相手にどこまで戦えるでしょうか。
モズベッロは天皇賞春はうまく流れに乗っているようでしたが直線伸びを欠きました。少し距離が長かったでしょうか。2200mはベストの距離と思われますので、グランプリ男池添騎手の一発には警戒が必要でしょう。
A’で続くのがサートゥルナーリア、スティッフェリオ、メイショウテンゲンです。サートゥルナーリア以外、上位評価は人気薄ばかりですが、警戒を怠らないようにしたいところです。
他の人気馬はB評価が多く、評価を落とすことはできません。C評価の人気馬もおりませんので、馬券は人気馬中心としつつ、評価が高めの穴馬を警戒しておく感じになるでしょう。
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