明日は、函館では古馬の短距離重賞函館スプリントS、東京では3歳限定のダート重賞ユニコーンSが行われます。
サマースプリントシリーズの開幕戦となる函館スプリントS。昨年はタワーオブロンドンがこのレースをステップに夏の短距離王者に、そして秋のスプリンターズSも制して一流馬の仲間入りを果たしました。今年も同じ軌跡を辿る馬が現れるでしょうか。
ユニコーンSは3歳ダート路線の馬にとっては大きな目標となる一戦。近年の勝ち馬には後のG1馬がズラリと揃います。今年もこの路線の精鋭が集い、見逃せないレースとなりました。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2020/6/21(日) 函館11R 函館スプリントS(G3) 芝1200m
1 | スリーケープマンボ | 竹之下智昭 | B’ |
---|---|---|---|
2 | マリアズハート | 大野拓弥 | C |
3 | エイティーンガール | 坂井瑠星 | C |
4 | スイープセレリタス | 丸山元気 | A’ |
5 | ティーハーフ | 国分優作 | C |
6 | ダイアトニック | 武豊 | A’ |
7 | ライトオンキュー | 古川吉洋 | B |
8 | シヴァージ | 藤岡佑介 | B’ |
9 | フィアーノロマーノ | 藤岡康太 | A’ |
10 | ジョーマンデリン | 岩田康誠 | A’ |
11 | アリンナ | 丹内祐次 | B’ |
12 | グランドボヌール | 城戸義政 | C |
13 | リュウノユキナ | 横山和生 | B’ |
14 | ミキノドラマー | 勝浦正樹 | C |
15 | メイショウショウブ | 池添謙一 | B |
16 | ダイメイフジ | 菱田裕二 | A |
A評価となったのはダイメイフジです。
ここのところダート路線に転戦していましたが、久しぶりの芝のレースとなります。昨年の北海道戦は1200mで4、3着と崩れておらず、少し時計のかかる芝は得意な舞台。大外枠からスムーズに走れれば上位争いする可能性はあります。
続くA’がダイアトニック、フィアーノロマーノ、ジョーマンデリン、スイープセレリタスと人気どころの名前が挙がっています。軸はこのあたりから選ぶことになりそうです。
評価の低い人気馬はエイティーンガール、マリアズハートです。
2020/6/21(日) 東京11R ユニコーンS(G3) ダ1600m
1 | デュードヴァン | Mデムーロ | C |
---|---|---|---|
2 | マカオンブラン | 内田博幸 | B’ |
3 | ラブリーエンジェル | 菅原明良 | C |
4 | アポロアベリア | 武藤雅 | C |
5 | レッチェバロック | ルメール | C |
6 | ケンシンコウ | 酒井学 | C |
7 | サンライズホープ | 川須栄彦 | A |
8 | オーロラテソーロ | 木幡巧也 | A’ |
9 | メイショウベンガル | 戸崎圭太 | B |
10 | サトノラファール | 三浦皇成 | C |
11 | サンダーブリッツ | 横山典弘 | B’ |
12 | キッズアガチャー | 丸田恭介 | A’ |
13 | タガノビューティー | 和田竜二 | B |
14 | フルフラット | 田中勝春 | B |
15 | キタノオクトパス | 田辺裕信 | A’ |
16 | カフェファラオ | レーン | A’ |
A評価はサンライズホープ1頭です。
スムーズに先行できれば力を発揮するタイプの馬で、走りやすい馬場とは言え前走の時計はなかなか優秀でした。先行馬が多い中で自身初の1600m戦で、展開面が鍵になりそうです。
続くA’にはカフェファラオ、オーロラテソーロ、キタノオクトパス、キッズアガチャーが挙がっています。
評価の低い人気馬に、1番人気となりそうなレッチェバロックを始め、デュードヴァン、サトノラファールらが挙がりました。人気どころに信頼を置きにくく、買いにくいレースと言えそうです。
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