【重賞データ公開】 5/24(日)優駿牝馬(オークス)

明日は3歳牝馬のクラシック2冠目となるオークスが行われます。

桜花賞馬デアリングタクトが2冠を目指し、満を持しての登場です。ここまでマイルで3戦3勝ですが、2400mの距離で争われるこの舞台でどのような走りを見せるのでしょうか。

ほとんどの馬が未経験のこの距離で、桜花賞で敗れた組や別路線組から頭角を表す馬が現れるのかにも注目したいところです。

それではいつものように期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/5/24(日) 東京11R 優駿牝馬(G1) 芝2400m

1 デゼル レーン B’
2 クラヴァシュドール Mデムーロ B’
3 アブレイズ 藤井勘一郎 A
4 デアリングタクト 松山弘平 A
5 ホウオウピースフル 内田博幸 C
6 リアアメリア 川田将雅 B
7 ウインマイティー 和田竜二 B
8 スマイルカナ 柴田大知 B
9 インターミッション 石川裕紀人 C
10 ミヤマザクラ 武豊 A’
11 リリーピュアハート 福永祐一 B
12 マジックキャッスル 浜中俊 C
13 ウーマンズハート 藤岡康太 B’
14 フィオリキアリ 田中勝春 B
15 チェーンオブラブ 石橋脩 C
16 ウインマリリン 横山典弘 B
17 マルターズディオサ 田辺裕信 A
18 サンクテュエール ルメール C




A評価はデアリングタクト、アブレイズ、マルターズディオサの3頭となりました。

2冠に挑むデアリングタクトが堂々のA評価となりました。桜花賞は各馬が道悪に苦しむ中、一頭だけ違う脚で突き抜けてみせました。この瞬発力はむしろ高速馬場でこそ生きそうで、あとは序盤の位置取りさえうまく乗り切れれば2冠を制する可能性は高そうです。

アブレイズは新馬勝ち直後での重賞勝ち。外枠からすっと2番手で流れに乗り、抜け出してからは後続に差を詰めさせませんでした。展開に恵まれた勝利ではなさそうです。人気はありませんが、内枠を利して流れに乗れれば再度の激走も十分です。

マルターズディオサは前走で初めて大きく崩れましたが、レシステンシアをマークする積極的な競馬をしてのもので仕方のない部分もあります。阪神JF2着、チューリップ賞勝ちの実績はここではデアリングタクトに次ぐもので、人気落ちの今回は抑えに一考の余地があります。

A’で続くのがミヤマザクラです。上位人気ではデゼル、クラヴァシュドールの1枠勢がB’とやや心もとない評価で、相手は少し手広く構えたいところ。

評価の低い上位人気はサンクテュエール、ホウオウピースフルなどとなっています。

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