明日は牡馬クラシックの第一弾、皐月賞です。
2歳G1をそれぞれ無敗で制したサリオスとコントレイルの2頭がいずれもぶっつけのローテーションを選択。この2頭に、各トライアルの上位組が立ち向かう構図となりました。この4ヶ月で力関係がどのように変化したのかは未知数で、そのあたりがさほど抜けた馬がいないオッズに現れている感じです。
上位拮抗で難解なこの一戦、期待回収率からの解析ではどのような評価結果となっているのでしょうか。西のダート重賞アンタレスSとあわせて見ていきたいと思います。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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重賞予想印は↓こちら
2020/4/19(日) 中山11R 皐月賞(G1) 芝2000m
1 | コントレイル | 福永祐一 | A’ |
---|---|---|---|
2 | レクセランス | 北村友一 | C |
3 | コルテジア | 松山弘平 | B |
4 | テンピン | 中井裕二 | C |
5 | サトノフラッグ | ルメール | A |
6 | ディープボンド | 横山典弘 | C |
7 | サリオス | レーン | A |
8 | ウインカーネリアン | 田辺裕信 | A |
9 | ブラックホール | 石川裕紀人 | C |
10 | アメリカンシード | 丸山元気 | B’ |
11 | クリスタルブラック | 吉田豊 | C |
12 | マイラプソディ | 武豊 | C |
13 | ダーリントンホール | Mデムーロ | A |
14 | キメラヴェリテ | 藤岡康太 | B’ |
15 | ラインベック | 岩田康誠 | C |
16 | ガロアクリーク | ヒューイットソン | C |
17 | ヴェルトライゼンデ | 池添謙一 | B’ |
18 | ビターエンダー | 津村明秀 | B |
A評価はサリオス、サトノフラッグ、ダーリントンホール、ウインカーネリアンの4頭です。
サリオスは朝日杯FS以来のぶっつけ、距離もマイルまでしか経験がないなど不安材料はありますが、レースに行っての安定感は群を抜いています。血統的には距離も時計がかかる馬場もこなせそうで、コントレイルを負かすならやはりこの馬が筆頭候補でしょう。
サトノフラッグは弥生賞を強い競馬で制し、3連勝中。こちらも時計のかかる馬場への不安はなく、2強に次ぐ存在として上位評価からは外せません。
ダーリントンホールは有力な前哨戦である共同通信杯を制しています。欧州生まれで成長力があり、また道悪も得意な血統構成ですので、伏兵以上の評価でも良さそうです。
ウインカーネリアンは前走の1勝クラスがなかなか強い競馬でした。相手は格段に強くなりますが、充実ぶりを生かしての善戦以上もあるかもしれません。
A’で続くコントレイルも当然ながら十分争覇圏内です。以下はB評価が1頭のみ、他はすべてB’以下と評価が上と下に大きく別れており、馬券は上位評価に絞りたいところです。
評価が低めの人気馬はクリスタルブラック、マイラプソディです。
2020/4/19(日) 阪神11R アンタレスS(G3) ダ1800m
1 | ノーブルサターン | 高倉稜 | A’ |
---|---|---|---|
2 | ワイルドカード | 岩田望来 | B’ |
3 | ロードゴラッソ | 浜中俊 | B’ |
4 | クリンチャー | 石橋脩 | B |
5 | ルールソヴァール | 松田大作 | B’ |
6 | アングライフェン | 藤井勘一郎 | B’ |
7 | ベストタッチダウン | 川田将雅 | C |
8 | ウェスタールンド | 藤岡佑介 | B |
9 | コマビショウ | 松若風馬 | B |
10 | サトノプライム | 古川吉洋 | C |
11 | アナザートゥルース | 大野拓弥 | B |
12 | モズアトラクション | 幸英明 | A |
13 | ナムラアラシ | 坂井瑠星 | B |
14 | メイショウスミトモ | 小牧太 | C |
15 | リワードアンヴァル | 三浦皇成 | A’ |
16 | メイショウワザシ | 秋山真一郎 | A |
A評価はモズアトラクション、メイショウワザシの2頭です。
モズアトラクションは近走戦績振るいませんが、展開に左右される脚質で末脚はコンスタントに36秒台前半を使っており、あとは前崩れの展開を祈るといったところです。
メイショウワザシは反対にスムーズな先行策が好走の条件で、大外枠は悪くないでしょう。多少速くても粘りが効くタイプの馬で、展開が向けば残り目もあり得ます。
A’がノーブルサターン、リワードアンヴァルとあまり人気のない馬が上位評価となりました。人気勢はB~B’評価が多く、信頼度はさほど高くありません。荒れることも想定した買い目が良さそうです。
3連勝中で人気の一角ベストタッチダウンがC評価となっています。
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