【重賞データ公開】 3/7(土)チューリップ賞、オーシャンS

今週は土曜日に2重賞が組まれています。西は桜花賞の最重要ステップとなるチューリップ賞、東は高松宮記念の前哨戦オーシャンSです。

チューリップ賞はなんと言っても昨年の2歳女王レシステンシアに注目が集まります。ハイペースを一人旅でぶっちぎった阪神JFは強いの一語。同じ舞台で再度同様のパフォーマンスを見せることができるでしょうか。

東のオーシャンSも昨秋のスプリント王タワーオブロンドンと昨年のスプリントG1でいずれも1番人気に推されたダノンスマッシュが激突する豪華な一戦。G3ながら目の離せないレースです。

それでは、期待回収率からの解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/3/7(土) 阪神11R チューリップ賞(G2) 芝1600m

1 クラヴァシュドール Mデムーロ B
2 メデタシメデタシ 坂井瑠星 C
3 スマートリアン 幸英明 C
4 レシステンシア 北村友一 A
5 チェーンオブラブ 石橋脩 B’
6 ショウリュウハル 松若風馬 B
7 ウーマンズハート 藤岡康太 B
8 モズアーントモー 松山弘平 A
9 イズジョーノキセキ 岩田康誠 B’
10 スマイルカナ 丹内祐次 A’
11 シャンドフルール 武豊 B’
12 フルートフルデイズ 藤岡佑介 C
13 マルターズディオサ 田辺裕信 B’
14 ピーエムピンコ 和田竜二 A’




A評価はレシステンシアとモズアーントモーの2頭です。

レシステンシアの前走の強さに関しては言うことはないでしょう。控えた場合の瞬発力勝負だけが未知数ですが、ラップから見ても無理やりにでも控えなければそのような展開にはならなそうです。本番に向けてどのような勝ち方を見せるのかが焦点です。

モズアーントモーは短距離ですんなり先行できれば侮れませんが、強力な同型と1600の距離が不安材料です。

A’で続くのがスマイルカナ、ピーエムピンコの2頭。人気上位馬ではチェーンオブラブ、マルターズディオサがB’とやや評価が低めです。

2020/3/7(土) 中山11R オーシャンS(G3) 芝1200m

1 タワーオブロンドン ルメール A’
2 ダノンスマッシュ 川田将雅 A’
3 ナインテイルズ 野中悠太郎 B’
4 ティーハーフ 国分優作 C
5 グランドボヌール 城戸義政 A
6 キングハート 北村宏司 B’
7 エンゲルヘン 石川裕紀人 A’
8 ダイメイプリンセス 秋山真一郎 B
9 ハウメア ヒューイ B
10 ナックビーナス 横山典弘 B
11 カッパツハッチ 丸山元気 B
12 ラブカンプー ミナリク B
13 エスターテ 丸田恭介 C
14 レジーナフォルテ 杉原誠人 B’
15 ナリタスターワン 笹川翼 C
16 クールティアラ 津村明秀 B’




A評価となったのはグランドボヌールです。

すんなりだと思わぬ強さを見せる反面、惨敗も多く、着度数が示すように1着か着外かというタイプです。このメンバーではさすがに厳しそうというのが正直な感想ですが、穴を開けるとすればこういう馬とは言えるかもしれません。

タワーオブロンドン、ダノンスマッシュの2強が順当にA’で続いており、一騎打ちとなる公算が高いでしょう。

評価の低い人気馬はおらず、順当な決着となる可能性が濃厚です。

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