日曜日に大一番を控える今週ですが、土曜にも短距離の注目重賞、阪神カップが組まれています。
短距離路線はスプリンターズS、マイルCSが終わるとしばらく大きなレースがないため、ここに目標を定める馬が多く、毎年のように豪華メンバーが揃うレースです。今年もグランアレグリア、レッツゴードンキの桜花賞馬2頭を始め短距離重賞の常連が揃い、見ごたえのある一戦が期待できそうです。
期待回収率からはどのような解析結果となっているのか、見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2019/12/21(土) 阪神11R 阪神カップ(G2) 芝1400m
1 | マイスタイル | 田中勝春 | B’ |
---|---|---|---|
2 | レッツゴードンキ | 岩田康誠 | B’ |
3 | ノーワン | 坂井瑠星 | C |
4 | レインボーフラッグ | 藤岡佑介 | B’ |
5 | グランアレグリア | ルメール | B’ |
6 | メイショウショウブ | 松山弘平 | A |
7 | ショウナンライズ | 藤岡康太 | C |
8 | グァンチャーレ | 池添謙一 | A |
9 | シュウジ | 幸英明 | C |
10 | フィアーノロマーノ | スミヨン | A |
11 | シヴァージ | 川田将雅 | A |
12 | ロジクライ | 横山典弘 | B |
13 | グランドボヌール | 和田竜二 | B’ |
14 | メイショウケイメイ | 古川吉洋 | B |
15 | ワンアフター | 吉田隼人 | B’ |
16 | イベリス | 福永祐一 | B |
17 | スマートオーディン | 武豊 | C |
18 | ストーミーシー | 北村友一 | C |
A評価となったのはフィアーノロマーノ、グァンチャーレ、メイショウショウブ、シヴァージです。
フィアーノロマーノは春にはダービー卿CTを制しており重賞級の能力は示しています。これまで勝つか馬券外かという極端な戦績ですが、ここ2戦はG1で大敗は致し方なく、巻き返しのチャンスとなりそうです。
グァンチャーレは7歳ですがここ1年ほどでさらに力をつけた印象があります。安田記念での見せ場たっぷりの4着は印象的でした。うまく流れに乗れれば好戦十分です。
メイショウショウブはなんと言ってもデイリー杯であのアドマイヤマーズと一騎打ちをした一戦が印象的です。なかなか歯車が噛み合いませんが、重賞級の能力は確実にあると思いますので、せめて人気がない間は追いかけたい馬です。
シヴァージは初芝でこのメンバーは常識的には狙いにくいのですが、芝で走ってもおかしくない血統で、大穴でマークしてみるのは面白そうです。
A’は不在でBも3頭のみ、残りはB’以下と、評価が上下に大きく割れ気味です。人気を集めそうなグランアレグリア、マイスタイル、レッツゴードンキはB’と全幅の信頼は置きにくく、少し穴目の狙いが面白そうな一戦です。
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