【重賞データ公開】　10/26（土）スワンS、アルテミスS

明日土曜日はスワンSとアルテミスSの2重賞が行われます。

マイルCSのステップレースとしておなじみのスワンSには、G1馬3頭をはじめ多数の重賞馬が名を連ねました。ただ近走不振などで軸となるような存在はおらず、人気は割れ加減です。

大物候補と名高いリアアメリアが出走する注目のアルテミスSと合わせて、期待回収率の解析結果を見ていきたいと思います。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2019/10/26（土）　京都11R　スワンS(G2）　芝1400m

1	ロードクエスト	シュタルケ	B
2	ノーワン	松山弘平	B
3	マルターズアポジー	松若風馬	A’
4	カルヴァリオ	黛弘人	B’
5	キングハート	菱田裕二	B
6	アマルフィコースト	坂井瑠星	B’
7	グァンチャーレ	松岡正海	A’
8	マイスタイル	田中勝春	A
9	トゥザクラウン	福永祐一	A
10	モズアスコット	岩田康誠	A’
11	イエローマリンバ	北村友一	C
12	ムーンクエイク	藤岡佑介	B’
13	キャナルストリート	浜中俊	C
14	タイムトリップ	藤岡康太	C
15	スマートオーディン	武豊	C
16	モーニン	和田竜二	B’
17	ダイアトニック	スミヨン	B
18	セイウンコウセイ	幸英明	C

A評価となったのはマイスタイル、トゥザクラウンの2頭です。

マイスタイルは前走函館記念で念願の重賞初制覇を果たしました。2000mまでは守備範囲ですが、行きたがる気性でベストはマイル前後でしょう。マイルでは控える競馬もできており、初の距離ですが却って適性を見せるかもしれません。

トゥザクラウンも行きたがる面がある馬で、1400ｍあたりがベストなのかもしれません。差す競馬も出来るため、オープンの速い流れのほうが良さが出る可能性があります。

モズアスコット、グァンチャーレなどがA’で続き、ここまでが軸候補となるでしょう。人気どころはB評価以上が多く、大きな波乱とはならなさそうです。なお評価が低めの人気馬はスマートオーディンです。

2019/10/26（土）　東京11R　アルテミスS(G3）　芝1600m

1	オムニプレゼンス	北村宏司	C
2	ショウナンハレルヤ	三浦皇成	B’
3	ルーチェデラヴィタ	池添謙一	A’
4	ラインオブダンス	Mデムーロ	A
5	ビッククインバイオ	大野拓弥	B’
6	オータムレッド	石橋脩	C
7	カイアワセ	武士沢友治	C
8	サンクテュエール	ルメール	A’
9	リアアメリア	川田将雅	A

リアアメリア、ラインオブダンスがA評価となりました。

初戦を持ったままで圧勝のリアアメリアが圧倒的な人気を集めそうです。馬なりであっという間に後続を突き放す、衝撃的なレースぶりでした。そこで突き放した馬たちがその後未勝利を勝ち上がっており、低レベルの一戦だったわけではなさそうです。当然相手は強化されますが、そこでどんな走りを見せるのか、馬券を離れても注目したいところです。

ラインオブダンスは3戦連続上がり時計が1位と末脚に見どころがあります。今年のハーツクライの2歳馬は大物感を感じる馬が多く、この馬もそれらに名を連ねるのかレースぶりから目が離せません。

サンクテュエール、ルーチェデラヴィタがA’で続き、人気馬が順当に上位評価となっています。この4頭での決着の可能性が高いと見ます。なお、これに続く人気のオータムレッドはC評価となっています。

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