【重賞データ公開】　8/18（日）札幌記念、北九州記念

夏競馬もいよいよ残り3週となり、秋の近づきを感じる季節となりました。今週は夏競馬のメインイベント、札幌記念が行われます。

フィエールマン、ワグネリアン、ブラストワンピースといった古馬一線級が相見える、G1に引けを取らない豪華メンバーの一戦となりました。特に凱旋門賞を目指すフィエールマン、ブラストワンピースにとっては、良い形で本番を迎えるための重要なステップレースとなります。

小倉の短距離重賞北九州記念とあわせて、解析結果を見ていきたいと思います。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2019/8/18（日）　札幌11R　札幌記念(G2）　芝2000m

1	ブラストワンピース	川田将雅	A
2	クルーガー	丸山元気	C
3	ステイフーリッシュ	中谷雄太	B
4	ナイトオブナイツ	池添謙一	C
5	ロードヴァンドール	横山武史	C
6	ランフォザローゼス	藤岡佑介	B
7	エイシンティンクル	勝浦正樹	B
8	ゴーフォザサミット	石橋脩	B
9	フィエールマン	ルメール	A
10	サングレーザー	岩田康誠	B
11	ペルシアンナイト	Mデムーロ	B
12	ワグネリアン	福永祐一	B’
13	サクラアンプルール	横山典弘	C
14	クロコスミア	戸崎圭太	B

凱旋門賞を目指すフィエールマン、ブラストワンピースが揃ってA評価となりました。

長距離G1を2勝しているフィエールマン。レースぶりからは2000mでも十分対応できる自在性を持っているように見えます。先日急逝したディープインパクトの産駒では、今のところ父に最も近い存在ではないでしょうか。父と違うのはやや遅咲きなところですが、その分まだ成長の余地もあります。ここを楽に勝つようなら、父が果たせなかった悲願達成が手の届くところに見えてきます。

有馬記念馬ブラストワンピースは今年に入り、らしさを見せることが出来ず2連敗中。特に目黒記念は59kgを考慮しても物足りない内容でした。今回は洋芝に替わり、舞台は好転します。ここで復調を示し、凱旋門賞に繋げたいところです。

A’はおらず、ワグネリアンはやや低めのB’。馬券はA評価の2頭が中心になるでしょう。

2019/8/18（日）　小倉11R　北九州記念(G3）　芝1200m

1	ラインスピリット	森一馬	C
2	クインズサリナ	西村淳也	C
3	アレスバローズ	菱田裕二	C
4	イエローマリンバ	高倉稜	B’
5	ディアンドル	北村友一	A’
6	ラブカンプー	川須栄彦	A
7	ラインシュナイダー	藤井勘一郎	A’
8	ファンタジスト	武豊	B
9	キングハート	小崎綾也	A’
10	エントリーチケット	国分優作	B’
11	アンヴァル	藤岡康太	C
12	ディープダイバー	和田竜二	B’
13	モズスーパーフレア	松若風馬	A
14	ナインテイルズ	松山弘平	B’
15	シャドウノエル	内田博幸	B
16	ダイメイプリンセス	秋山真一郎	B’
17	カラクレナイ	大野拓弥	B
18	ミラアイトーン	浜中俊	C

モズスーパーフレア、ラブカンプーがA評価です。

高松宮記念はG1の壁に沈んだモズスーパーフレアですが、オープンからG3でスンナリの逃げであれば崩れておりません。小回りのここはスピードの違いで押し切るシーンは十分です。

昨年はG1で2着まで上り詰めたラブカンプーが、今年はなにかの糸が切れたようにシンガリ負けを繰り返しています。解析上はA評価ではありますが、ここまで崩れている馬は常識的には狙いづらい感じがあります。せめて復活の兆しを見せてほしいところです。

続くA’には人気の一角ディアンドルや、キングハートなどの大穴の名前も挙がっています。

C評価に人気馬が多く、前日1番人気のミラアイトーンやアンヴァル、アレスバローズらが挙げられています。波乱も想定したうえで、手広い買い方が良さそうです。

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