禁止薬物の飼料混入という激震に見舞われた今週の中央競馬。重賞を含め、多数の出走除外馬が出ることとなってしまいました。
北海道シリーズ開幕を飾る函館スプリントSは6頭が除外となり、7頭立てという寂しい頭数となりました。G1惜敗からの巻き返しを期したダノンシュマッシュや重賞連続2着の上がり馬リナーテが除外となったのはとても残念です。
東京の3歳重賞ユニコーンSもサトノギャロスなど2頭が除外となりましたが、こちらは函館ほどの頭数ではなく、比較的影響が少なかったのは幸いです。
それでは期待回収率からの解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2019/6/16(日) 函館11R 函館スプリントS(G3) 芝1200m
1 | サフランハート | 勝浦正樹 | C |
---|---|---|---|
2 | ペイシャフェリシタ | 岩田康誠 | B |
3 |
取消
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4 |
取消
|
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5 |
取消
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6 |
取消
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7 | ダイメイフジ | 松岡正海 | A |
8 |
取消
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9 | ユキノアイオロス | 木幡初也 | C |
10 | カイザーメランジェ | 江田照男 | A’ |
11 | アスターペガサス | 小崎綾也 | B’ |
12 |
取消
|
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13 | タワーオブロンドン | レーン | A |
A評価とタワーオブロンドン、ダイメイフジです。
素質馬タワーオブロンドンが本格的に短距離に照準を合わせてきました。前走1400mの京王杯SCは余裕綽々の勝ちっぷり。1600mだと甘くなる末脚も、1200mであればまず不発は考えにくいところです。ライバルも減ったこの少頭数で、取りこぼせないくらいの意識で臨んでくるでしょう。
もう1頭のA評価はダイメイフジ。ややムラ掛けの傾向はありますが、重賞でも十分上位に顔を出せる能力は秘めています。少頭数となり、スムーズな競馬なら侮れません。
少頭数ですので馬券はA評価同士を中心に少ない点数としたいところです。
2019/6/16(日) 東京11R ユニコーンS(G3) ダ1600m
1 | ワイドファラオ | 福永祐一 | A |
---|---|---|---|
2 | イメル | 丸山元気 | C |
3 | ヴァイトブリック | 戸崎圭太 | B’ |
4 | エルモンストロ | 三浦皇成 | B |
5 | 取消 | ||
6 | デアフルーグ | 津村明秀 | B |
7 | ザディファレンス | 野中悠太郎 | C |
8 | デュープロセス | Mデムーロ | A’ |
9 | 取消 | ||
10 | ヴァニラアイス | 田辺裕信 | B |
11 | ダンツキャッスル | 幸英明 | A |
12 | オンザウェイ | 柴田善臣 | C |
13 | ニューモニュメント | 石橋脩 | B |
14 | ノーヴァレンダ | 北村友一 | B |
15 | アシャカトブ | 大野拓弥 | A’ |
A評価はワイドファラオ、ダンツキャッスルの2頭です。
芝のNZTの覇者ワイドファラオがダートに参戦してきました。ヘニーヒューズ×アグネスタキオンという血統には、誰もがダートへの高い適性を予感するでしょう。いきなりダートトップクラスとの一戦ながら、通用してしまう可能性は十分です。
ダンツキャッスルはダートで逃げた2戦の勝ちっぷりが圧巻でした。ここは1600mへの距離短縮、またテンに速い馬もおり自分の競馬ができるかどうかですが、ポテンシャルの高さは間違いないところです。
続くA’にデュープロセスがおり、軸候補はここまでとなります。
全般に上位人気の評価が高めであり、堅い決着が予想されますが、その中でやや評価が低めの人気馬はB’のヴァイトブリックとなります。
出走全馬の予測回収率 5段階評価
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