いよいよ明日は競馬の祭典、日本ダービーが行われます。
国内の3歳サラブレッドの頂点を決めるのがこの日本ダービー。夢舞台に懸ける全ホースマンの想いを背負い、これまでも幾多の名勝負が繰り広げられてきました。
今年の前評判は皐月賞の上位3頭による3強の争い。その中でも4戦無敗のサートゥルナーリアが一歩抜け出た人気となっています。果たして無敗の2冠が達成されるのか、それとも皐月賞で惜敗したヴェロックス、ダノンキングリーの逆転があるのか。はたまた「第4の馬」の台頭は見られるのか。
熱戦必至の今年の日本ダービー。それでは、評価結果を見ていきたいと思います。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2019/5/26(日) 東京11R 東京優駿(G1) 芝2400m
1 | ロジャーバローズ | 浜中俊 | B |
---|---|---|---|
2 | ヴィント | 竹之下智昭 | A’ |
3 | エメラルファイト | 石川裕紀人 | B |
4 | サトノルークス | 池添謙一 | B’ |
5 | マイネルサーパス | 丹内祐次 | C |
6 | サートゥルナーリア | レーン | A |
7 | ダノンキングリー | 戸崎圭太 | C |
8 | メイショウテンゲン | 武豊 | B’ |
9 | ニシノデイジー | 勝浦正樹 | B’ |
10 | クラージュゲリエ | 三浦皇成 | B’ |
11 | レッドジェニアル | 酒井学 | B |
12 | アドマイヤジャスタ | Mデムーロ | A’ |
13 | ヴェロックス | 川田将雅 | A |
14 | ランフォザローゼス | 福永祐一 | B |
15 | リオンリオン | 横山武史 | B |
16 | タガノディアマンテ | 田辺裕信 | A’ |
17 | ナイママ | 柴田大知 | C |
18 | シュヴァルツリーゼ | 石橋脩 | C |
A評価はサートゥルナーリア、ヴェロックスの人気2頭です。
サートゥルナーリアの皐月賞は着差こそアタマ差ながら、末脚では一枚上という印象のレース内容でした。暮れ以来のぶっつけで厳しい流れを勝ちきったのにも高い評価ができます。2400mという距離も、同父のアーモンドアイの例からすれば、少なくとも速い馬場であればマイナスと見る必要はないでしょう。あとは相手の2400への適性との比較となります。
その皐月賞の叩き合いで敗れたヴェロックス。逆転の目があるとすれば、2400mという距離への適性でしょう。不利に怯まず繰り出したゴール前の差し返しの脚に、その可能性を感じた人も多かったかと思います。川田騎手は東京2400mを手の内に入れている印象もあり、すでにダービーを勝っているというのも気持ちの余裕の面でプラスです。
甲乙付け難いA評価の2頭ですが、あくまで馬券として考えた場合は、このオッズ差であればヴェロックスを上位に取りたいです。
一方、3強のもう1頭ダノンキングリーはCと、思わぬ評価となりました。瞬間的なスピードでは恐らく最上位。その分、脚の使い所が難しい気はしますが、昨年悔し涙を飲んだ戸崎騎手、懸ける意気込みはどの騎手よりも高いでしょう。あくまで期待回収率での評価ですので、他の馬よりチャンスが有ることには違いありません。
「第4の馬」を挙げるなら、A’のアドマイヤジャスタになります。皐月賞は本来の形でなく、しぶとさを活かす競馬ができれば。抽選を突破し好枠を引いたA’のヴィントも、見せ場は作れる可能性があります。
上位人気馬がA評価ですので、波乱の可能性は低いでしょう。馬券は逆らわず人気馬中心に。「夢舞台」に相応しい、見応えある好レースが繰り広げられることを期待します。
2019/5/26(日) 東京12R 目黒記念(G2) 芝2500m
1 | ウインテンダネス | 内田博幸 | C |
---|---|---|---|
2 | アクションスター | 藤田菜七子 | C |
3 | ソールインパクト | 福永祐一 | C |
4 | ムイトオブリガード | 武豊 | A’ |
5 | アイスバブル | アヴドゥラ | A’ |
6 | ブラストワンピース | 池添謙一 | A’ |
7 | ゴーフォザサミット | 石橋脩 | C |
8 | チェスナットコート | 坂井瑠星 | C |
9 | アドマイヤエイカン | 岩田康誠 | B’ |
10 | ルックトゥワイス | レーン | A |
11 | ポポカテペトル | Mデムーロ | A |
12 | パリンジェネシス | 川田将雅 | A’ |
13 | ケイティクレバー | 鮫島克駿 | C |
最終に組まれた古馬の伝統中距離重賞、目黒記念のデータも見ていきます。
ルックトゥワイス、ポポカテペトルの2頭がA評価です。
ルックトゥワイスは準オープンを勝ちきれず足踏みしましたが、日経新春杯の2着で重賞でも十分やれることを示しました。昨秋のアルゼンチン共和国杯は上がりが速すぎたことによるもの。強敵相手ですがここでも勝ち負け可能と見ます。
ポポカテペトルは昨年の4着馬。先行してのしぶとさが持ち味で、今の高速馬場も合いそうなタイプです。休み明けで体調さえ戻っていれば、勝ち負けに加われる可能性も十分です。
話題の参戦となる有馬記念馬ブラストワンピースはA’で、印を落とすことはできません。他の上位人気馬も軒並みA’となっており、このA~A’となった6頭の競馬となることが濃厚。あとは馬券をどう絞るか、というところです。
上記以外はほとんどがC評価という、かなり上下に評価が割れているレースとなっています。
出走全馬の予測回収率 5段階評価
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