明日から中央競馬は３日間開催。その初日は中山で明け3歳の牝馬重賞、フェアリーSが行われます。
桜花賞と同じ距離で行われるレースですが、これまであまり本番との関連は見られません。とはいえ、昨年の覇者プリモシーンや、一昨年の2着アエロリットなど後の活躍馬も現れていますので、素質馬を見出す楽しみがあるレースと言えるかもしれません。
それでは解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
なお、昨年１年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
2019/1/12（土） 中山11R フェアリーS(G3） 芝1600m
| 1 | フィリアプーラ | 丸山元気 | B’ |
|---|---|---|---|
| 2 | アゴベイ | 北村宏司 | B |
| 3 | エフティイーリス | 蛯名正義 | B |
| 4 | スカイシアター | 横山武史 | C |
| 5 | サンタンデール | 木幡巧也 | C |
| 6 | レーヴドカナロア | ブロンデル | B’ |
| 7 | ウィンターリリー | 菱田裕二 | C |
| 8 | ホウオウカトリーヌ | 大野拓弥 | A’ |
| 9 | プリミエラムール | 武藤雅 | A |
| 10 | セントセシリア | 中谷雄太 | C |
| 11 | アクアミラビリス | Mデムーロ | A’ |
| 12 | チビラーサン | 田辺裕信 | A |
| 13 | グレイスアン | 戸崎圭太 | B |
| 14 | レディードリー | 柴田善臣 | C |
| 15 | メイプルガーデン | 丸田恭介 | B |
| 16 | アマーティ | 三浦皇成 | B |
プリミエラムール、チビラーサンがA評価です。
プリミエラムールは新種牡馬のダンカーク産駒。ダンカークは地方競馬では2歳新種牡馬リーディング、中央を合わせても2位と、注目度がさほど高くなかった中でかなりの好成績を残しました。芝でも走る馬を出しており、まだ知名度が低いうちに積極的に狙っていきたい種牡馬です。
チビラーサンも同じく新種牡馬のケープブランコ産駒。血統的に遅咲きは予想されましたが、年末になって勝ち馬が増え始めました。やや地味な存在である分、回収率の観点では狙える種牡馬かもしれません。この馬も前走の決め手には見どころがあり、一発の期待は十分です。
人気のアクアミラビリスはA’評価ですので、上位評価からは外せなさそうです。
全体に人気馬が上位評価となっており、固めの決着が予想されます。穴を拾うならA評価の2頭ということになるでしょう。
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