明日は京都で牝馬の頂点を決めるエリザベス女王杯が行われます。
牝馬三冠馬アーモンドアイはジャパンCへ、古馬ではディアドラが香港Cへ向かったため、大物2頭が不在となりましたが、それでも昨年の覇者モズカッチャンを筆頭に、3歳と古馬のトップクラスが顔を揃えました。確たる軸馬不在の中、虎視眈々と一発を狙える伏兵陣も多彩で、馬券検討には頭を悩ませる一戦となっています。
秋の福島開催名物重賞の福島記念と併せて、解析結果を見ていくことにします。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
参考実績は過去の記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2018/11/11(日) 京都11R エリザベス女王杯(G1) 芝2200m
1 | ハッピーユニバンス | 松若風馬 | B |
---|---|---|---|
2 | フロンテアクイーン | 蛯名正義 | B’ |
3 | レイホーロマンス | 福永祐一 | B |
4 | プリメラアスール | 幸英明 | C |
5 | レッドジェノヴァ | 池添謙一 | B’ |
6 | アドマイヤリード | 藤岡康太 | C |
7 | モズカッチャン | Mデムーロ | A |
8 | カンタービレ | Cデムーロ | B |
9 | クロコスミア | 岩田康誠 | A |
10 | ヴァフラーム | 川又賢治 | B |
11 | スマートレイアー | 武豊 | B |
12 | リスグラシュー | モレイラ | B |
13 | ノームコア | ルメール | B |
14 | ワンブレスアウェイ | 津村明秀 | C |
15 | エテルナミノル | 四位洋文 | B |
16 | コルコバード | 浜中俊 | B’ |
17 | ミスパンテール | 横山典弘 | C |
奇しくも昨年の1、2着馬、モズカッチャンとクロコスミアが揃ってA評価となりました。
昨年の覇者モズカッチャンは以降勝ち星こそありませんが、レイデオロやアルアイン、サングレーザーら牡馬トップクラスに混じり遜色ない内容の競馬をしています。ここに入れば力の違いを見せてくれそうです。今年はルメール騎手に押され気味のデムーロ騎手も、そろそろ意地を見せたいところでしょう。
クロコスミアも昨年2着以降、牡馬混合戦が続き振るわない印象ですが、このメンバーに戻れば通用する力があるのは昨年秋の成績が示しています。前走は上がりが速すぎただけで、適度に時計のかかるようになった今の馬場は向きそうですし、何よりマークが薄そうな今回のような舞台こそ怖い存在です。
以下は評価が離れていますので、この2頭を絡めた馬券が面白いでしょう。相手候補となる人気どころはすべてB評価か、低くてもB’評価には収まっています。大きな波乱となる可能性は低いと見ます。
2018/11/11(日) 福島11R 福島記念(G3) 芝2000m
1 | エアアンセム | 田辺裕信 | C |
---|---|---|---|
2 | スティッフェリオ | 丸山元気 | C |
3 | キンショーユキヒメ | 鮫島克駿 | A’ |
4 | ツクバアズマオー | 柴田善臣 | C |
5 | レトロロック | 吉田隼人 | A’ |
6 | マイスタイル | 田中勝春 | B |
7 | ナイトオブナイツ | 松山弘平 | C |
8 | マイネルミラノ | 木幡巧也 | B |
9 | トーセンビクトリー | 三浦皇成 | C |
10 | ルミナスウォリアー | 柴山雄一 | A |
11 | マイネルハニー | 丹内祐次 | A’ |
12 | マルターズアポジー | 戸崎圭太 | A |
13 | トミケンスラーヴァ | 藤田菜七子 | B |
14 | メドウラーク | 丸田恭介 | C |
15 | マイネルフロスト | 松岡正海 | C |
16 | マサハヤドリーム | 勝浦正樹 | C |
A評価はマルターズアポジー、ルミナスウォリアーです。
快速馬マルターズアポジーも近走は往時の粘りが見られませんが、相性のいい小回りならもう一花咲かせることは可能でしょう。とにかくこの馬のペースで気分良く行けるかどうかです。
ルミナスウォリアーは1年休んでの叩き2戦目、状態がどうかですが実績だけ見れば当然通用しますので、ダメ元を承知で買ってみる価値はある馬でしょう。
あとはA’のレトロロック、キンショーユキヒメ、マイネルハニーあたりまでは軸候補として検討して良いでしょう。
混戦のハンデ戦らしく評価もバラけており、人気になりそうなエアアンセム、スティッフェリオが、また伏兵陣でもマサハヤドリーム、メドウラークあたりがC評価となっています。荒れることも多いレースですので、思い切った穴狙いも面白いかもしれません。
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