秋のG1シリーズもあっという間に折り返し時点。日曜は牝馬の頂点を決めるエリザベス女王杯です。
その前日となる明日は、武蔵野S、デイリー杯2歳Sの2重賞が行われます。
JBC中央開催で手薄になるかと思われた武蔵野Sですが、府中得意なメンバー中心になかなか粒ぞろいのメンバーとなりました。ここからG1戦線にどうつながるのか、目が離せません。
西では伝統のG2戦、デイリー杯。以前ほどの重要性はなくなりつつありますが、まぎれの少ない京都マイルの舞台で、暮れのG1、更にはクラシックへ羽ばたく馬がいるのか、要注目のレースです。
それではいつものように、解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
参考実績は過去の記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2018/11/10（土） 東京11R 武蔵野S（G3） ダ1600m
| 1 | マイネルオフィール | 松岡正海 | B |
|---|---|---|---|
| 2 | パルトネルラーフ | 大野拓弥 | B’ |
| 3 | クインズサターン | 四位洋文 | B |
| 4 | サンライズノヴァ | 戸崎圭太 | C |
| 5 | イーグルフェザー | 北村宏司 | C |
| 6 | ラインシュナイダー | 柴田大知 | C |
| 7 | ユラノト | 福永祐一 | B’ |
| 8 | ルグランフリソン | 武藤雅 | B |
| 9 | ストロングバローズ | 田辺裕信 | B |
| 10 | ナムラミラクル | ルメール | A |
| 11 | グレンツェント | 内田博幸 | B |
| 12 | クルーガー | 石川裕紀人 | B |
| 13 | メイショウウタゲ | 酒井学 | B |
| 14 | モルトベーネ | 蛯名正義 | B’ |
| 15 | ウェスタールンド | オドノヒュー | B |
| 16 | インカンテーション | 三浦皇成 | B’ |
ナムラミラクルがA評価となりました。
府中と相性の良い馬で、ここまで4戦4連対を誇ります。左回りは行きっぷりが良い印象で、後手を引いた3走前を除き、大崩れがありません。絶好調ルメール騎手へのスイッチは明らかな勝負がかりでしょう。陣営の意気込みと鞍上の勢いを信頼したいところです。
他の馬の評価はB以下で、相手を絞りにくいレースです。また人気の中心となりそうなサンライズノヴァが何とC評価となっており、波乱を予感させます。中穴クラスの食い込みには要注意でしょう。
2018/11/10（土） 京都11R デイリー杯2歳S（G2） 芝1600m
| 1 | ヤマニンマヒア | 武豊 | C |
|---|---|---|---|
| 2 | アズマヘリテージ | Cデムーロ | B’ |
| 3 | アドマイヤマーズ | Mデムーロ | A |
| 4 | ドナウデルタ | モレイラ | A |
| 5 | マイネルフラップ | 和田竜二 | C |
| 6 | スズカカナロア | 岩田康誠 | B |
| 7 | メイショウショウブ | 池添謙一 | A |
| 8 | ダノンジャスティス | 川田将雅 | B |
| 9 | ハッピーアワー | 秋山真一郎 | C |
A評価はアドマイヤマーズ、ドナウデルタ、メイショウショウブです。
アドマイヤマーズは夏場の新馬オープンを2連勝中で、新馬で負かしたケイデンスコールが新潟2歳Sを勝っており、実力は疑いようがありません。軸としての信頼度は高そうです。
ドナウデルタはジェンティルドンナでお馴染みの牝系の良血馬。まだ成長途上といった走りに思えますが、ここで通じるようなら先々が楽しみになります。
メイショウショウブは前走ダートの好時計勝ちで能力の片鱗を示しました。血統的には芝で何ら問題ありません。スンナリ行けそうな構成で、人気はなさそうですが善戦の余地十分です。
少頭数ですので、上記のA評価3頭中心に、Bのダノンジャスティスまででまとめたいところです。C評価となったのはヤマニンマヒア、ハッピーアワーなどです。
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