【重賞データ公開】 11/4(日)JBCスプリント、JBCクラシック、JBCレディスクラシック

史上初のJBC中央開催が明日に迫りました。京都競馬場で3レース続けてG1級のレースが行われます。ダートの頂点を目指し、中央馬のみならず、地方からも精鋭が出走します。普段は中央ではなかなか見ることのできない、地方ジョッキーの奮闘にも期待したいところです。

それでは、3レースの解析結果を一挙公開します。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

参考実績は過去の記事をご覧ください。

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2018/11/4(日) 京都10R JBCスプリント(Jpn1) ダ1200m

1 ネロ 戸崎圭太 B’
2 ニシケンモノノフ 横山典弘 C
3 キングズガード 藤岡佑介 C
4 キタサンミカヅキ 森泰斗 B
5 マテラスカイ 武豊 A’
6 グレイスフルリープ ルメール B
7 ウインムート 内田博幸 B
8 ナックビーナス 大野拓弥 B’
9 セイウンコウセイ 池添謙一 C
10 ノブワイルド 左海誠二 B
11 アンサンブルライフ 繁田健一 A’
12 ラブバレット 山本聡哉 C
13 レッツゴードンキ 岩田康誠 B
14 モーニン Cデムーロ B
15 テーオーヘリオス 浜中俊 B
16 ノボバカラ 御神本訓史 B



人気のマテラスカイがA’と上位の評価となりました。
武豊騎手がスピードを活かす競馬をするようになって成績が向上しました。アメリカの血統で、こうした競馬が合っているのでしょう。また、大井よりも砂の軽い中央の馬場のほうが向いていそうです。スンナリならまず好勝負になると思われます。

A’ですが地方馬アンサンブルライフはさすがに厳しそうですので、相手は人気のB評価勢が中心となります。地方馬キタサンミカヅキも上位のチャンスはあるでしょう。

キングズガード、芝から転戦のセイウンコウセイあたりがC評価となっています。

2018/11/4(日) 京都11R JBCクラシック(Jpn1) ダ1900m

1 センチュリオン 戸崎圭太 C
2 タガノゴールド 下原理 B’
3 シュテルングランツ 的場文男 C
4 サンライズソア ルメール B
5 アスカノロマン 太宰啓介 C
6 マイネルバサラ 戸崎圭太 B
7 サウンドトゥルー 大野拓弥 C
8 ケイティブレイブ 福永祐一 B
9 ノンコノユメ 内田博幸 B’
10 テイエムジンソク 古川吉洋 A’
11 カツゲキキトキト 大畑雅章 A’
12 アポロケンタッキー Mデムーロ A’
13 オールブラッシュ Cデムーロ B
14 オメガパフューム 和田竜二 B
15 テーオーエナジー 岩田康誠 B
16 クリソライト 武豊 A’




A評価はおらず、A’がアポロケンタッキー、テイエムジンソク、クリソライト、カツゲキキトキトの4頭です。

アポロケンタッキーは近走ケイティブレイブに連敗中ですが、厳しい流れで力を発揮しそうなタイプです。デムーロ起用も陣営の意欲の現れでしょう。

テイエムジンソクは昨年の勢いがありませんが、まだ老け込む年齢ではなく、ここで通用する能力はまだあるでしょう。展開が向くかどうかです。

クリソライトは1年ぶりがどうか、カツゲキキトキトはさすがにこの舞台では厳しいでしょう。

上位人気勢は全体に評価の差が少ないですが、その中ではセンチュリオン、サウンドトゥルーの評価が低めとなっています。買い方が難しいレースです。

2018/11/4(日) 京都12R JBCレディスクラシック(Jpn1) ダ1800m

1 アイアンテーラー 幸英明 B’
2 フォンターナリーリ Cデムーロ A’
3 クイーンマンボ ルメール A
4 ラビットラン Mデムーロ A’
5 ラインハート 笹川翼 C
6 ジュエルクイーン 岩田康誠 B
7 カワキタエンカ 池添謙一 C
8 ビスカリア 森泰斗 C
9 サルサディオーネ 丸山元気 B
10 プリンシアコメータ 武豊 B’
11 リエノテソーロ 吉田隼人 B’
12 ブランシェクール 御神本訓史 A
13 アンデスクイーン 松若風馬 C
14 ディアマルコ 佐原秀泰 A
15 ファッショニスタ 大野拓弥 B’
16 アンジュデジール 横山典弘 B




クイーンマンボ、ブランシェクール、ディアマルコがA評価となりました。

前走人気を裏切ったクイーンマンボですが、ややムラのある馬で自分の競馬ができた時は強いレースを見せます。行く馬が揃い、展開的にも魅力があります。好調ルメール騎手の腕の見せどころでしょう。

地方馬ブランシェクールは前走プリンシアコメータを追い詰める健闘のレース。しぶとさが生きる展開になればここでも上位に食い込む可能性はあるでしょう。

人気のラビットランはA’評価とまずまずです。芝でも重賞を勝っていますが本来はダートでこそというくらいの血統です。当然勝ち負けの有力候補でしょう。

実績上位馬がそのまま評価も上位ですので、大きく荒れるレースではないでしょう。素直に上位評価組を中心とした馬券の組み立てが良さそうです。

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