秋競馬の開幕週のメインは、スプリンターズSのステップとなるセントウルSと、サマーマイルシリーズ最終戦の京成杯オータムハンデが行われます。
秋競馬の開幕戦として季節の風物詩とも言えるレース。夏の上がり馬と実績馬の力関係、そして次のG1を占ううえでも注目の一戦で、検討に熱の入るレースとなります。
それでは、解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
参考実績は過去の記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2018/9/9(日) 阪神11R セントウルS(G2) 芝1200m
1 | マッチレスヒーロー | 荻野極 | A’ |
---|---|---|---|
2 | ラブカンプー | Mデムーロ | A |
3 | アドマイヤゴッド | 北村友一 | C |
4 | コウエイタケル | 小牧太 | A |
5 | レジーナフォルテ | 杉原誠人 | A’ |
6 | アサクサゲンキ | 松山弘平 | B |
7 | ダイアナヘイロー | 武豊 | B |
8 | ラインスピリット | 森一馬 | B’ |
9 | ネロ | 福永祐一 | C |
10 | フミノムーン | 国分優作 | C |
11 | アンヴァル | 松若風馬 | C |
12 | ブラヴィッシモ | 和田竜二 | C |
13 | グレイトチャーター | 幸英明 | C |
14 | ファインニードル | 川田将雅 | A’ |
15 | ウインソワレ | 菱田裕二 | C |
ラブカンプー、コウエイタケルの2頭がA評価となりました。
短距離では崩れのないラブカンプー。ここ2戦は厳しい展開ながらスピードと粘り強さを見せつけています。好枠を引き、あとはどこまで粘れるかといったところです。
コウエイタケルは人気になりにくい馬で、こうした回収率を追求する視点ではピッタリの馬です。7歳ですが晩成血統で衰えは感じません。ヒモ穴には拾いたいところです。
人気のファインニードルはA’評価で、信頼度は比較的高いでしょう。人気上位勢がA~B評価に多数おり、波乱の要素は少なく、馬券は上位評価の馬に絞りたいレースです。
なお、比較的人気どころで評価が低いのはネロ、アンヴァルです。
2018/9/9(日) 中山11R 京成杯オータムH(G3) 芝1600m
1 | ミュゼエイリアン | 石川裕紀人 | B |
---|---|---|---|
2 | ロジクライ | 浜中俊 | B |
3 | トーセンデューク | 勝浦正樹 | C |
4 | トウショウドラフタ | 北村宏司 | B’ |
5 | ロードクエスト | 三浦皇成 | C |
6 | ショウナンアンセム | 池添謙一 | B |
7 | ヒーズインラブ | 藤岡康太 | B’ |
8 | ダイワリベラル | 菊沢一樹 | C |
9 | ヤングマンパワー | 石橋脩 | B’ |
10 | ミッキーグローリー | ルメール | A |
11 | ストーミーシー | 大野拓弥 | B |
12 | ウインガニオン | 津村明秀 | B |
13 | ゴールドサーベラス | 柴山雄一 | A |
14 | ワントゥワン | 戸崎圭太 | B’ |
15 | ベステンダンク | 鮫島克駿 | C |
ミッキーグローリー、ゴールドサーベラスがA評価となりました。
一線級とは未対戦のミッキーグローリーですが勝ちっぷりは余力あるもので、55kgは少し見込まれましたがここでも好勝負できる力の持ち主なのは間違いないところでしょう。
ゴールドサーベラスは得意の中山マイルで、展開向けばここでも上位争いは十分可能な力の持ち主です。この馬もあまり人気になりにくいタイプで、ヒモ穴として要注目でしょう。
相手はロジクライはじめB評価勢中心となります。人気どころで評価が低めなのはB’ですがワントゥワンと、C評価のロードクエストあたりです。
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