3日間開催の初日は阪神で中距離G3のチャレンジCが行われます。
施行条件がよく変わるレースでしばらくの間年末の開催でしたが、今年から9月の阪神2000m、「朝日チャレンジC」の頃へと条件が戻りました。当時はマーベラスサンデーやタップダンスシチー、ドリームジャーニーといったG1を狙う馬が秋の始動戦として選ぶ、G3にしては格の高い一戦でしたが、今年からはハンデ戦ということもあり夏競馬の延長といったメンバー構成です。大舞台への飛躍を予感させる馬は現れるのか、期待が集まります。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2024年の実績はこちらの記事を、2025年上半期はこちらの記事をご覧ください。
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2025/9/13(土) 阪神11R チャレンジC(G3) 芝2000m
| 1 | アスクカムオンモア | 西村淳也 | B |
|---|---|---|---|
| 2 | マイネルクリソーラ | ルメール | A’ |
| 3 | イングランドアイズ | 松若風馬 | A’ |
| 4 | ホウオウプロサンゲ | 菱田裕二 | C |
| 5 | ヴェルテンベルク | 吉村誠之助 | B’ |
| 6 | エアファンディタ | 亀田温心 | C |
| 7 | ショウナンマグマ | 池添謙一 | C |
| 8 | ドクタードリトル | 松山弘平 | A |
| 9 | ジューンテイク | 藤岡佑介 | A |
| 10 | カネフラ | 小沢大仁 | B |
| 11 | オールナット | モレイラ | B |
| 12 | グランヴィノス | 川田将雅 | B |
| 13 | サブマリーナ | 武豊 | B’ |
| 14 | タガノデュード | 古川吉洋 | C |
| 15 | オニャンコポン | 菅原明良 | C |
A評価となったのはドクタードリトル、ジューンテイクの2頭です。
ドクタードリトルは最近トップナイフ、シランケドと重賞を立て続けに制して勢いのあるデクラレーションオブウォー産駒。オープン入り後は結果が出ていませんが、どちらかというと速い馬場での決め手勝負を得意としている印象で、今回はそれに近い舞台となりそうです。9ヶ月ぶりですが、血の勢いを含めて警戒を怠れない一頭と言えそうです。
ジューンテイクは脚部不安明けの2戦が案外ですが、休み明けにタフな馬場と敗因は明確です。今回は開幕2週目の好コンディションということで条件は好転。京都新聞杯ではヴェローチェエラを負かし、神戸新聞杯はメイショウタバルに半馬身なら当然通用する力はあり、そろそろ走り頃の叩き3戦目、近走だけで評価を下げないようにしたいところです。
続くA’にはマイネルクリソーラ、イングランドアイズの2頭が挙がりました。人気どころはグランヴィノスは平均的なBでしたが、サブマリーナはB’とやや伸び悩む結果となっています。
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