明日は阪神で新設重賞のしらさぎS、府中ではマーメイドSが移設されて名称変更となった府中牝馬Sが行われます。
しらさぎSはサマーマイルシリーズとして組み込まれていた米子Sが重賞に格上げされ、今年が第一回の施行となります。ここ4年間は米子Sの覇者がそのままサマーマイルシリーズ覇者となっており、夏のマイル王を狙う馬がこぞって参戦する一戦ですが、今年に限っては2冠牝馬チェルヴィニアと重賞3勝レーベンスティールという実績馬2頭が参戦。この異色の強豪2頭とマイル巧者のスピード比べが興味深い一戦です。
府中牝馬Sは今年から時期とハンデ戦という条件をマーメイドSから継承する形で設定されましたが、梅雨時期の阪神内回り2000mと、極端に時計がかかることが少ない府中1800mでは適性がかなり異なるイメージで、メンバーを見てもマイル~1800mを得意とする馬が主力です。夏は牝馬の格言もあり、夏に向けて調子を上げてきている馬を見定めたい一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2024年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2025/6/22(日) 阪神11R しらさぎS(G3) 芝1600m
1 | ボルザコフスキー | 吉村誠之助 | B’ |
---|---|---|---|
2 | キープカルム | 坂井瑠星 | B’ |
3 | ラケマーダ | 小沢大仁 | A |
4 | ダディーズビビッド | 藤懸貴志 | C |
5 | ダイシンヤマト | 岩田康誠 | C |
6 | レーベンスティール | 川田将雅 | A’ |
7 | チェルヴィニア | ルメール | B |
8 | シヴァース | Mデムーロ | A’ |
9 | マテンロウオリオン | 横山典弘 | B’ |
10 | デビットバローズ | 松山弘平 | A |
11 | タシット | 田口貫太 | C |
12 | コレペティトール | 井上敏樹 | B’ |
13 | ダンツエラン | 松若風馬 | C |
14 | ニホンピロキーフ | 幸英明 | B |
A評価となったのはラケマーダ、デビットバローズの2頭です。
ラケマーダは今年に入り小倉大賞典3着、リステッドの安土城Sを制するなど、派手さはありませんが明らかに力をつけてきている一頭です。メンバーは強くなりますが、決め脚はG3クラスならさほど差がある気はしません。あまり人気になるタイプではなく、立ち回り次第ですが、一発に警戒を怠らないようにしたいところです。
デビットバローズは1800~2000mメインに走っていますが、父ロードカナロアですので1600mも当然守備範囲、むしろより適性がある可能性も十分です。デビュー直後を除けばオープン勝ち含め3戦2勝2着1回とパーフェクトの阪神、強豪相手でも適性で上回る可能性は十分です。
続くA’はレーベンスティール、シヴァースの2頭が挙がりました。チェルヴィニアはB評価ですがA’に近めのB評価。人気馬、実績馬中心の馬券の組み立てで良さそうです。比較的人気を集めている中では条件クラス連勝中のダイシンヤマトの評価が伸び悩みました。
2025/6/22(日) 東京11R 府中牝馬S(G3) 芝1800m
1 | ウンブライル | 石川裕紀人 | B |
---|---|---|---|
2 | シングザットソング | 菅原明良 | B |
3 | グランスラムアスク | 吉田豊 | C |
4 | フィールシンパシー | 横山琉人 | B |
5 | アスコルティアーモ | 荻野極 | B |
6 | エリカヴィータ | 丸山元気 | C |
7 | カナテープ | 大野拓弥 | B’ |
8 | ラヴェル | 津村明秀 | B |
9 | ミアネーロ | ディー | B |
10 | ウインエーデル | 原優介 | C |
11 | タガノエルピーダ | 団野大成 | A’ |
12 | セキトバイースト | 浜中俊 | A |
13 | カニキュル | 戸崎圭太 | B’ |
14 | ラヴァンダ | 岩田望来 | A’ |
A評価となったのはセキトバイーストです。
チューリップ賞2着、ローズS3着と昨年の3歳牝馬路線でそれなりの存在感を示した馬ですが、人気になることが少なく、前走都大路Sもそうでしたがオープン好走時は二桁オッズばかりでいわゆる人気の盲点になりがちなタイプと言えます。牡馬混合オープンを勝っても今回もせいぜい5~6番人気、妙味的には引き続きありそうですので、今回も狙い目としては悪くないでしょう。
A’はタガノエルピーダ、ラヴァンダの2頭。人気どころでのC評価はいませんでしたが、前日オッズ1番人気のカニキュルがB’とやや不安の残る評価です。
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