今週からクラシックが開幕し、本格的なG1シーズンの到来となります。明日は東西でG1の前哨戦となるマイル重賞が行われます。
阪神牝馬Sは春の牝馬女王決定戦、ヴィクトリアMの前哨戦です。G1勝ち馬こそいませんが、牝馬マイル路線の主役級の存在であるボンドガールが参戦。重賞2着続きにそろそろピリオドを打ち、本番へ弾みをつけたいところです。追う存在は重賞連勝を狙うアルジーヌ、今年のG1をすべて制しているロードカナロア産駒で血の勢いも感じます。
ニュージーランドTはNHKマイルCの前哨戦ながら本番との関連性は他のレースと比べさほど高くありませんが、今年は何と言っても昨年の朝日杯FS馬アドマイヤズームの参戦が注目です。勝って本番へ弾みをつけることが出来るのか、はたまた伏兵の一発はあるのか、例年以上に注目が集まる一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2024年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
阪神大賞典は◎マコトヴェリーキーで3連複¥17,050円的中!
★重賞予想印はレジまぐに掲載中!
2025/4/12(土) 阪神11R 阪神牝馬S(G2) 芝1600m
1 | アルジーヌ | 西村淳也 | B’ |
---|---|---|---|
2 | ビヨンドザヴァレー | 菱田裕二 | B’ |
3 | タガノエルピーダ | 団野大成 | A |
4 | ソーダズリング | 坂井瑠星 | B |
5 | ドゥアイズ | 鮫島克駿 | B |
6 | ドナベティ | 藤岡佑介 | B |
7 | スウィープフィート | 横山典弘 | B |
8 | キミノナハマリア | Mデムーロ | A’ |
9 | ラヴァンダ | 岩田望来 | A |
10 | ボンドガール | 武豊 | C |
11 | サフィラ | 松山弘平 | B’ |
12 | ヒルノローザンヌ | 池添謙一 | C |
13 | ウンブライル | シュタルケ | A’ |
14 | イフェイオン | 北村友一 | B’ |
A評価となったのはタガノエルピーダ、ラヴァンダの2頭です。
タガノエルピーダは昨年の牝馬クラシック本番で結果を残せなかったものの、牡馬相手の朝日杯FSで3着、忘れな草賞での圧勝など、同世代牝馬の中でも上位級の能力を示してきました。今回、条件クラスを卒業しての重賞挑戦となりますが、ベストのマイル戦でその真価を発揮する走りが期待されます。
ラヴァンダはマイル戦の経験が少ないことが嫌われているのかもしれませんが、秋華賞ではタガノエルピーダに先着しボンドガールとも0.2秒差の4着で、もう少し人気になってもおかしくない印象もあります。積極的な岩田望来騎手が前目のポジションから運べれば、後ろからの競馬が多い有力馬を出し抜く走りが期待できるかもしれません。
続くA’にはキミノナハマリア、ウンブライルの2頭。比較的人気薄の馬が上位評価を受ける一方で、1番人気が予想されるボンドガールはC評価、追う存在のアルジーヌもB’評価にとどまっており、人気馬にやや不安が残る評価結果となっています。
2025/4/12(土) 中山11R ニュージーランドT(G2) 芝1600m
1 | チョングク | 丸田恭介 | C |
---|---|---|---|
2 | コートアリシアン | 菅原明良 | C |
3 | ベイビーキッス | 原優介 | A |
4 | ルナルーチェット | 横山武史 | C |
5 | ミーントゥビー | 松岡正海 | C |
6 | ルージュラナキラ | 岩田康誠 | C |
7 | アドマイヤズーム | 川田将雅 | A’ |
8 | シュバルツマサムネ | 田辺裕信 | B |
9 | ジェットマグナム | 三浦皇成 | A |
10 | ムイ | 今村聖奈 | C |
11 | アタラシイカドデニ | 吉田豊 | A |
12 | プリティディーヴァ | モレイラ | C |
13 | イミグラントソング | 石川裕紀人 | A’ |
14 | ストレイトトーカー | 大野拓弥 | B |
A評価となったのはベイビーキッス、ジェットマグナム、アタラシイカドデニの3頭です。
ベイビーキッスはダートの勝ち星が目立つ多いサンダースノー産駒ながら、芝を使われてから成績が上向き、ここ2戦は道悪ながら2連勝と勢いに乗ります。テンのスピードは一級品ですので、今回はマイルへ距離延長、最後の坂と距離だけが鍵となりそうです。
ジェットマグナムは芙蓉S勝ち、レベルの高かったホープフルSでも7着に踏ん張っており、その後は目立たい戦績ながら、もう少しやれていい馬に思えます。ここ2戦は展開や馬場に恵まれなかったと見れば、マイルで新味発揮の場面は考慮して良いかもしれません。
アタラシイカドデニは地方出身ですが、ここ2戦芝のマイルで結果を残しており、地方当時から芝向きの見立てがあったのかもしれません。時計的に自分の力では走れるタイプで、あとは重賞のメンバーに入ってその力が通じるか、といったところです。
A’で続くのは人気のアドマイヤズームとイミグラントソング。人気どころで評価が伸びなかったのはプリティディーヴァ、コートアリシアン、ムイなどです。
出走全馬の予測回収率 5段階評価
《note》で好評公開中です!
回収率100%超狙いの特選馬も!
【note版】はこちら
レジまぐ版も開始しました
チャーチルダウンズCは◎○×で3連単¥8,180円的中!
★重賞予想印はレジまぐに掲載中!