明日はJRA今年2レース目となるG1、高松宮記念が行われます。
ここ数年絶対王者が不在のスプリント戦線ですが、今年もそれを引き継いだままこの舞台を迎えました。昨年の覇者マッドクール、昨秋のスプリンターズSの覇者ルガルは大敗を間に挟んでおり、絶対の信頼とはいかない状況。安定しているのは悲願のG1制覇を狙うナムラクレアでしょうか。ただし香港で存在感を見せたサトノレーヴ、前走で復活を遂げたママコチャ、また3代スプリントG1制覇を目指すビッグアーサー産駒3頭や、こちらも勝てば親子制覇のエイシンフェンサーと、有力馬の枚挙に暇がない、まさに大混戦という言葉が相応しい一戦です。
中山のダートハンデ重賞マーチSとあわせ、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2024年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
★重賞予想印はレジまぐに掲載
2025/3/30(日) 中京11R 高松宮記念(G1) 芝1200m
1 | マッドクール | 坂井瑠星 | A |
---|---|---|---|
2 | ウイングレイテスト | 松岡正海 | C |
3 | ビッグシーザー | 北村友一 | B’ |
4 | トゥラヴェスーラ | 丸山元気 | B’ |
5 | オフトレイル | 菱田裕二 | B’ |
6 | ルガル | 西村淳也 | B’ |
7 | モズメイメイ | 松若風馬 | A’ |
8 | カンチェンジュンガ | 武豊 | A’ |
9 | キタノエクスプレス | 国分恭介 | A’ |
10 | サトノレーヴ | モレイラ | B’ |
11 | スズハローム | 佐々木大輔 | B |
12 | トウシンマカオ | 横山武史 | B |
13 | エイシンフェンサー | 川又賢治 | B |
14 | ナムラクレア | ルメール | B |
15 | ママコチャ | 川田将雅 | B’ |
16 | バルサムノート | 亀田温心 | B |
17 | ドロップオブライト | 幸英明 | C |
18 | ペアポルックス | 岩田康誠 | C |
昨年の覇者マッドクールがA評価に推されました。
成績にムラがあり、香港や昨秋のスプリンターズSは見せ場がありませんでしたが、前走阪神Cで久々に「らしい」走りを見せました。昨年制した舞台で枠も同じ1枠、そして昨年同様に道悪が残りそうな馬場状態と、条件が揃いすぎているのが気になるくらいです。来週ドバイで世界に飛躍を期す坂井瑠星騎手を鞍上に連覇達成と行きたいところです。
続くA’にはモズメイメイ、カンチェンジュンガ、キタノエクスプレスの3頭が挙がりました。B評価がナムラクレア、トウシンマカオら5頭のみと意外と少なく、出走馬の半数の9頭がB’以下と、評価が伸び悩んだ馬が多めの解析結果となっています。
2025/3/30(日) 中山11R マーチS(G3) ダ1800m
1 | ロードクロンヌ | 藤岡佑介 | B’ |
---|---|---|---|
2 | キタノリューオー | 原優介 | C |
3 | スレイマン | 戸崎圭太 | B |
4 | ブレイクフォース | 菅原明良 | A’ |
5 | ホウオウルーレット | 田辺裕信 | A’ |
6 | ハビレ | 三浦皇成 | C |
7 | ミッキーヌチバナ | 丹内祐次 | A |
8 | ストライク | 石橋脩 | C |
9 | ヴァンヤール | 石川裕紀人 | B’ |
10 | コパノニコルソン | 内田博幸 | C |
11 | ダノンスコーピオン | 大野拓弥 | B |
12 | ブライアンセンス | 岩田望来 | A’ |
13 | ピュアキアン | 吉田豊 | B’ |
14 | マテンロウスカイ | 横山典弘 | A’ |
15 | ペイシャエス | 横山和生 | A |
A評価となったのはミッキーヌチバナ、ペイシャエスの2頭です。
ミッキーヌチバナは昨秋のアンタレスSの勝ち馬。ここまでほとんどダート1800m専門で使われており、この路線の安定勢力と言えます。アンタレスS以降は馬券内まで今一歩ですが、スタートで立ち遅れ流れに乗りきれない感じのレースが続いている印象です。土曜の日経賞を制し勢いに乗る丹内騎手への手替わりで積極的なレース運びなら、近走と変わった面が出てくるかもしれません。
ペイシャエスは重賞3勝の実力馬で、ハンデ59kgは仕方ないでしょう。G1だとやや壁を感じますがG3なら常時勝ち負けに加われる能力があり、逃げる馬をマークして好位を取れそうな枠になりましたので、自身の能力を発揮する舞台は整っています。あとはハンデとの兼ね合いということになりそうです。
A’にはブレイクフォース、ホウオウルーレット、ブライアンセンス、マテンロウスカイの計4頭が挙がりました。ダート4戦4勝で注目のロードクロンヌはB’評価。人気どころで評価が伸びなかったのはハビレです。
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