【重賞期待値ランク】 3/2(日)チューリップ賞、中山記念

明日は東西でG1の重要な前哨戦が組まれています。

チューリップ賞はご存知の通り桜花賞の最も重要な前哨戦ですが、近年は阪神JFなどからのぶっつけ組が強く、このレースから本番を勝ったのは16年ジュエラーが最後。とは言え本番好走馬は近年でも出ており、本番を占う有力な一戦には違いありません。今年は阪神JF2着のビップデイジーが人気を集めそうな様相です。

中山記念は4月の大阪杯の前哨戦ですが、近年はドバイや香港への前哨戦の意味合いが強くなっており、今年もソウルラッシュがこの後にドバイ遠征が計画されています。マイルから2000mの路線の馬が入り乱れ、今後への思惑も絡み合い、予想に頭を悩ませそうな一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。

「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2024年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

★重賞予想印はレジまぐに掲載

2025/3/2(日) 阪神11R チューリップ賞(G2) 芝1600m

1 ザラタン 池添謙一 B’
2 クリノメイ 酒井学 B’
3 ノクナレア 松山弘平 B’
4 ナムラクララ 西村淳也 A’
5 フェアリーライク 岩田望来 A
6 プリンセッサ 和田竜二 C
7 ルージュナリッシュ 川田将雅 B
8 サウンドサンライズ 松若風馬 C
9 ビップデイジー 幸英明 C
10 メイショウタマユラ 田口貫太 B
11 ウォーターガーベラ 武豊 A’
12 ルージュソリテール 北村友一 A
13 ラウルベア 角田大和 B
14 マイエレメント 坂井瑠星 C




フェアリーライク、ルージュソリテールの2頭がA評価となりました。

フェアリーライクは未勝利を勝ったばかりですがその内容が鮮烈でした。追うだけ伸びるといった末脚で後続を4馬身突き放し、時計も翌週のきさらぎ賞に劣らないものでした。マイルは初ですが、流れに乗れればそのポテンシャルが一気に開花するシーンはあっておかしくありません。

ルージュソリテールはデビュー勝ちからいきなりのG2挑戦となりますが、スローな流れの外枠を苦にせず、最後までしっかりと脚を使った内容に能力の高さが伺えました。時計はもっと詰められそうで、この相手での走りに注目が集まります。

続くA’には紅梅S勝ちのナムラクララ、ウォーターガーベラの2頭が挙がりました。一方、人気を集めるビップデイジーやマイエレメントがいずれもC評価と、一筋縄ではいかなそうな評価結果となっています。

2025/3/2(日) 中山11R 中山記念(G2) 芝1800m

1 シックスペンス ルメール A’
2 リフレーミング 内田博幸 B
3 ボーンディスウェイ 木幡巧也 B
4 エコロヴァルツ Mデムーロ B
5 タイムトゥヘヴン 田辺裕信 B’
6 カラテ 菅原明良 C
7 メイショウチタン 吉田豊 C
8 ソウルラッシュ 団野大成 B
9 マテンロウスカイ 横山典弘 A’
10 アルナシーム 藤岡佑介 B
11 グランディア 三浦皇成 B’
12 ボッケリーニ 浜中俊 A’
13 グラティアス 横山和生 C
14 パラレルヴィジョン 戸崎圭太 B’
15 サイルーン キング B’
16 クルゼイロドスル 荻野極 A




A評価となったのは人気薄のクルゼイロドスルです。

中山でのジュニアC勝ち、また昨夏には今回と同じ距離の関越Sでのレコード勝ちがある割には、相手関係の強化もあり全く注目されておりません。前走2000mよりは競馬がしやすそうですので、大穴候補としてピックアップしておきたい一頭です。

A’はシックスペンス、マテンロウスカイ、ボッケリーニの実績馬3頭。人気のソウルラッシュをはじめ人気上位は揃ってB評価以上で、クルゼイロドスル以外はほぼ人気に沿った、順当な評価結果となっています。

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