【重賞期待値ランク】　11/9（土）武蔵野S、デイリー杯2歳S

明日は東京で武蔵野S、京都でデイリー杯2歳Sのマイル2重賞が行われます。

武蔵野Sは府中の1600ｍという紛れのないコースで行われることもあり、実力馬が多く参戦する一戦です。注目はここまでダートでは完全連対中のエンペラーワケア、距離延長で初のマイル戦となる今回の走りが今後の試金石となります。

デイリー杯は昨年のジャンタルマンタルがその後朝日杯、NHKマイルCと2つのG1を制するなど、新興の2歳重賞が増加する中、伝統の重賞として存在感を維持し続けています。今年は若干手薄な印象のあるメンバーですが、ここから前評判を覆すような存在が現れるのかに注目したい一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。

「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2024/11/9（土）　東京11R　武蔵野S（G3）　ダ1600m

人気のエンペラーワケアの他、サヴァ、ペイシャエスの計3頭がA評価となりました。

エンペラーワケアはダートでは8戦6勝、2着2回とダートでは連を外していません。今回は未経験である1600mの距離克服が課題となりますが、抑えも効く脚質ですのでなんとかこなせる範囲と見たいところ。フェブラリーSやその後を見据える意味でも、勝ってトップクラスの路線に名乗りを挙げたい一戦です。

サヴァは芝、ダートどちらでもオープンを勝っている馬場兼用タイプですが、血統的にはダートでこそという印象も受けるほどで、人気はさほどありませんが岩田康誠騎手の一発への警戒は怠らないようにしたいところです。

ペイシャエスは3歳時に今回と同条件のユニコーンS勝ちがあり、実績ではここでは随一と言っていい存在です。先行策からの確実な末脚はいかにも大崩れしにくそう。エンペラーワケアとの組み合わせが馬券の組み立ての中心となりそうです。

A’には最内のビヨンドザファザー。人気どころで評価が低かったのはペリエールです。

2024/11/9（土）　京都11R　デイリー杯2歳S（G2）　芝1600m