【重賞期待値ランク】　11/3（日）アルゼンチン共和国杯、みやこS

明日は府中でアルゼンチン共和国杯、京都でみやこSの2重賞が組まれています。

アルゼンチン共和国杯はジャパンCや香港ヴァーズ、有馬記念へとつながる古馬中長距離路線の重要ステップレース。昨年のゼッフィーロは香港ヴァーズで2着とその後の飛躍が期待されましたが惜しくも故障で引退となりました。今年もG1戦線へ殴り込みをかけるような存在が現れるか、要注目のレースです。

みやこSもチャンピオンズC、東京大賞典へとつながる重要なレースで、昨年はセラフィックコールが無傷の5連勝を達成し、ダート戦線の新星として名乗りを上げた一戦でした。今年は芝クラシックにも参戦した3歳馬サンライズジパングが出走。明日のBCクラシックでも有力視されるフォーエバーヤングを始めとするハイレベルの3歳ダート勢力と古馬との初対戦が見ものです。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。

「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2024/11/3（日）　東京11R　アルゼンチン共和国杯（G2）　芝2500m

1	ミクソロジー	三浦皇成	A’
2	メイショウブレゲ	酒井学	B
3	ハヤヤッコ	吉田豊	B
4	クロミナンス	戸崎圭太	B
5	フォワードアゲン	内田博幸	C
6	マイネルメモリー	シュタルケ	B
7	ペプチドソレイユ	小崎綾也	C
8	ラーグルフ	丸田恭介	A’
9	タイセイフェリーク	大野拓弥	B’
10	マイネルウィルトス	石川裕紀人	B
11	アドマイヤハレー	田辺裕信	A’
12	ジャンカズマ	木幡巧也	B
13	サヴォーナ	池添謙一	A’
14	セレシオン	荻野極	B’
15	アドマイヤビルゴ	北村宏司	C
16	ショウナンバシット	佐々木大輔	B

A評価はおらず、続くA’評価がミクソロジー、ペプチドソレイユ、アドマイヤハレー、サヴォーナの4頭です。

ミクソロジー、ペプチドソレイユ、サヴォーナの評価値はほとんど同じレベルで、A’の平均よりはやや上でした。軸の最有力はミクソロジー、サヴォーナのいずれかということになるでしょうか。

人気どころでC評価の馬はいませんでしたが、抜けた馬がおらず買い目はなかなか絞りにくい一戦です。

2024/11/3（日）　京都11R　みやこS（G3）　ダ1800m

1	プロミストウォリア	西村淳也	A’
2	ゲンパチルシファー	田口貫太	C
3	ドゥラエレーデ	北村友一	B
4	ミッキーヌチバナ	Mデムーロ	A
5	デリカダ	浜中俊	C
6	ダンテバローズ	団野大成	B’
7	ロードアヴニール	岩田望来	C
8	オメガギネス	藤岡佑介	B
9	ハピ	幸英明	B
10	トウセツ	角田大和	A’
11	ロコポルティ	丸山元気	B
12	ミトノオー	松山弘平	B’
13	アウトレンジ	横山和生	B
14	リプレーザ	国分優作	C
15	サンライズジパング	鮫島克駿	A

ミッキーヌチバナ、サンライズジパングの2頭がA評価となりました。

ミッキーヌチバナはクラスに関係なく安定して走る馬で、条件級を抜けるのに時間を要しましたがオープンでも格負けせず、前々走のアンタレスSで重賞初制覇を果たしました。前走平安Sは前残りの流れながら追い込んで6着、あとは展開次第といったところです。スタートさえ決められればここも好勝負になる可能性は高いでしょう。

サンライズジパングはホープフルS3着や若駒S勝ちなど芝でも十分強豪といえる存在ですが、フォーエバーヤングと大差なく走れるダートでも世代トップクラスに位置する存在と言っていいでしょう。今回のメンバーで通用するならば国内ダートG1には手が届きそうで、勝負がかり度合いとしてはは強いものがありそうです。

A’となったのはプロミストウォリアとトウセツ。評価の低い人気馬はロードアヴニールです。

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