3日間開催の最終日となる明日はG2の府中牝馬Sが行われます。
注目は昨年のエリザベス女王杯馬ブレイディヴェーグの復帰戦でしょう。同期リバティアイランドの影に隠れていますが、この馬もただならぬ能力の持ち主。次のG1制覇へ向けて順調な再スタートを切りたいところです。対するは同馬を昨年のローズSで下しているマスクトディーヴァ。春は今ひとつ歯車が噛み合いませんでしたが、悲願のG1を狙うためにはここでリベンジは許したくないところ。前哨戦ながら同期のライバル同士のぶつかり合いが実現する楽しみな一戦です。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2024/10/14(月) 東京11R 府中牝馬S(G2) 芝1800m
1 | ハーパー | 武豊 | C |
---|---|---|---|
2 | アスコルティアーモ | 津村明秀 | C |
3 | ラリュエル | 北村友一 | C |
4 | モリアーナ | 岩田康誠 | C |
5 | ブレイディヴェーグ | ルメール | A’ |
6 | マスクトディーヴァ | 川田将雅 | B |
7 | フィアスプライド | Mデムーロ | A |
8 | コスタボニータ | 松山弘平 | A’ |
9 | フィールシンパシー | 横山琉人 | B |
10 | シンティレーション | 戸崎圭太 | B |
11 | セントカメリア | 鮫島克駿 | B |
12 | コンクシェル | 岩田望来 | B’ |
13 | モズゴールドバレル | シュタルケ | A |
14 | ライラック | 横山武史 | C |
15 | ルージュリナージュ | 横山和生 | C |
A評価はフィアスプライド、モズゴールドバレルの2頭です。
フィアスプライドはターコイズS勝ちにヴィクトリアMでの2着もあり、牝馬G2クラスであれば十分上位級に位置している馬です。確かにマイルのほうが戦績が安定していますが、昨年のこのレースも上がり最速で追い込んでの4着であり、今の充実ぶりなら2強に割って入る可能性も考えておきたいところです。
モズゴールドバレルはオープン入り後の戦績が冴えませんが、どのレースも1着からほぼ1秒以内の負けで、致命的な着差とまでは言えず、どこかで穴を開けてもおかしくない馬です。ただ今回は流石に相手が強すぎる感はあります。
続くA’にはブレイディヴェーグ、コスタボニータの2頭。2強の一角マスクトディーヴァは平均的なB評価でした。
人気どころで評価が伸びなかったのはハーパー、モリアーナ、アスコルティアーモです。
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