【重賞期待値ランク】　4/14（日）皐月賞、アンタレスS

明日は中山競馬場で牡馬クラシック第1弾、皐月賞が行われます。

一般には牡馬三冠の初戦となるレースですが、今年は牝馬のレガレイラが人気の中心です。ホープフルSで負かした相手が前哨戦でもことごとく上位に来ており、改めて強さが認識されている形。ホープフルSのリベンジを狙うシンエンペラーや、未対戦組のジャスティンミラノ、メイショウタバル、ビザンチンドリームといった強敵を退けて、76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇となるのかが注目です。

阪神で行われるダート重賞アンタレスSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2024/4/14（日）　中山11R　皐月賞（G1）　芝2000m

A評価となったのはコスモキュランダです。

弥生賞は35倍の低評価でしたが、デムーロ騎手の３コーナーからの早め進出策がピタリと的中し、追いすがるシンエンペラーを抑え切っての快勝でした。人気薄の勝利でフロック視されがちですが、勝ち時計は数多くの名馬が制している弥生賞で歴代最速であり、高く評価される内容です。先週の桜花賞、本日のアーリントンCと勢いが止まらないモレイラ騎手の2週連続クラシック制覇も十分現実味がありそうです。

続くA’評価となったのは朝日杯FSの覇者ジャンタルマンタル。他の人気馬は大半がB～低くてもB’評価で、評価の低い人気馬はいませんでした。馬券は絞りにくいですが、基本的には上位人気中心の組み立てが良さそうです。

2024/4/14（日）　阪神11R　アンタレスS（G3）　ダ1800m

A評価となったのはハギノアレグリアス、サヴァの2頭です。

ハギノアレグリアスはG1だとやや壁を感じるものの、それ以外では殆ど馬券圏内に入っている堅実さで、今回もこのメンバーなら当然中心視される存在です。昨秋はシリウスSを58.5kgで快勝している中、今回はグレード別定戦ということで斤量的にも有利。馬券の中心から外せないところでしょう。

サヴァは3歳時ユニコーンSで2着となるなどダートでオープン入りを果たしましたが、昨年は芝中心のローテでリステッドの六甲Sを制すなど一定の結果を出しました。今回ダートに戻り、実績のない1800mという距離がどう出るかですが、スムーズな競馬さえ出来れば一発は十分ありそうな存在です。

A’で続くのはホウオウルーレット、ミッキーヌチバナ、ケイアイパープル、スレイマンの4頭。人気どころで評価が低かったのはダノンマデイラです。

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