【重賞期待値ランク】　3/24（日）高松宮記念、マーチS

明日は今年のJRA 2つめのG1、スプリント王者決定戦の高松宮記念が行われます。

昨年に引き続き、今年も確固たる中心不在の状況が続いているスプリント路線。昨年も上位人気だった古豪ナムラクレア、メイケイエールに加え、スプリント転向で本格化したママコチャ、父系4代G1制覇を目指すトウシンマカオ、ビッグシーザーの2騎、成長著しい明け4歳のルガル、重賞2連勝中と充実のウインマーベルなど、高いレベルでのスピード王決定戦。上位人気拮抗の、馬券検討に熱が入る一戦です。

中山で行われるダートハンデ戦のマーチSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2024/3/24（日）　中京11R　高松宮記念（G1）　芝1200m

1	ビッグシーザー	吉田隼人	B
2	マッドクール	坂井瑠星	A’
3	ナムラクレア	浜中俊	B
4	モズメイメイ	藤岡佑介	B
5	トウシンマカオ	ルメール	A’
6	ルガル	西村淳也	A’
7	テイエムスパーダ	富田暁	B’
8	ソーダズリング	武豊	B
9	シャンパンカラー	吉田豊	C
10	ビクターザウィナー	リョン	B’
11	メイケイエール	池添謙一	B
12	ロータスランド	岩田康誠	B
13	ウインカーネリアン	三浦皇成	B’
14	ママコチャ	川田将雅	A
15	ディヴィーナ	Mデムーロ	A’
16	ウインマーベル	松山弘平	B’
17	マテンロウオリオン	横山典弘	C
18	シュバルツカイザー	大野拓弥	C

A評価となったのは秋春スプリントG1制覇を狙うママコチャです。

元々はマイル路線を中心としていましたが、オープン入り後は主に短距離路線にシフト。1200m初戦の北九州記念で結果を出すと、続くスプリンターズSでG1制覇を果たしました。現状では1200mがベストと思えるレースぶりで、道悪も母ブチコがダート巧者であったことから苦にはしないでしょう。G1連覇は十分可能と見ます。

続くA’となったのはトウシンマカオ、ルガル、マッドクール、ディヴィーナの4頭です。人気どころで評価の低い馬はおらず、人気上位馬中心の馬券の組み立てが良さそうです。

2024/3/24（日）　中山11R　マーチS（G3）　ダ1800m

1	ヴァルツァーシャル	斎藤新	C
2	キタノリューオー	原優介	C
3	キタノヴィジョン	石川裕紀人	B’
4	ウェルカムニュース	戸崎圭太	A
5	ニューモニュメント	小崎綾也	B’
6	ラインオブソウル	松若風馬	B
7	ゴールドハイアー	津村明秀	C
8	ダノンブレット	岩田望来	C
9	クリノドラゴン	田口貫太	C
10	ホウオウルバン	内田博幸	C
11	キリンジ	和田竜二	A
12	ブライアンセンス	横山武史	A’
13	ミトノオー	木幡巧也	B
14	ペイシャエス	横山和生	A

A評価となったのはウェルカムニュース、キリンジ、ペイシャエスの3頭です。

ウェルカムニュースはオープンでは安定して上位争いをしており、重賞は2戦目ですが壁があるとは思えません。スムーズな競馬なら上位争いに加わる可能性は高そうです。

キリンジは明け4歳で昨年はJDD2着など交流重賞戦線を沸かせました。古馬に入ったときの世代間の力差がどうかですが、侮れない存在には違いありません。

ペイシャエスは3歳時にJBCクラシックで3着に入るなどダート戦線での活躍が期待されましたが、昨年は期待の割にもう一つといった走りが続きました。今回は大外枠ですので、スムーズな競馬で潜在能力発揮といきたいところです。

A’で続くのはブライアンセンス。人気どころではヴァルツァーシャル、キタノリューオー、ゴールドハイアーといったあたりが評価が伸びず、波乱の可能性を感じさせる評価結果です。

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