【重賞期待値ランク】 3/17(日)阪神大賞典、スプリングS

明日日曜日の重賞は2鞍、いずれもG1に直結する重要なレースです。

西の阪神大賞典は幾多の名ステイヤーが天皇賞・春へのステップとして名を刻んでいる伝統の古馬長距離戦。今年はG1ホースはおりませんがここから春の盾へ勇躍名乗りを上げるのは果たしてどの馬か、今後を見定める上での大事な一戦です。

東は皐月賞の前哨戦、スプリングS。近年は本番との関連性はやや低調ですが、重要な前哨戦には違いなく、新星誕生の期待を込めてレース内容に注目が集まります。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2024/3/17(日) 阪神11R 阪神大賞典(G2) 芝3000m

1 プリュムドール 和田竜二 B’
2 ブローザホーン 菅原明良 B
3 ディアスティマ ムルザバエフ B
4 ジャンカズマ 小沢大仁 C
5 ユーキャンスマイル 荻野琢真 B’
6 テーオーロイヤル 菱田裕二 A’
7 アンタンスルフレ 岡部誠 B
8 メイショウブレゲ 酒井学 B’
9 ワープスピード 川田将雅 B
10 サヴォーナ 池添謙一 A
11 ゴールデンスナップ 浜中俊 B
12 ディープボンド 岩田望来 A’
13 シルヴァーソニック 武豊 C
14 ゼーゲン 松若風馬 C
15 ショウナンバシット Mデムーロ C




A評価となったのはサヴォーナです。

昨春はあと一歩でクラシックには乗れませんでしたが、秋に入り神戸新聞杯2着、菊花賞5着と着実な成長を遂げている印象です。日経新春杯は勝ち馬の決め脚には屈したもののしぶとく伸び続けての2着で、3000mへの適性ならこちらかという感じも受けます。ここを勝って父キズナへの牡馬初G1タイトルへ王手をかけることができるでしょうか。

続くA’にはテーオーロイヤル、ディープボンドの古豪2頭が挙がりました。人気どころで評価が伸びなかったのはシルヴァーソニックです。

2024/3/18(日) 中山11R スプリングS(G2) 芝1800m

1 ジュンゴールド 坂井瑠星 C
2 ルカランフィースト 横山武史 B’
3 ウォーターリヒト 幸英明 C
4 シックスペンス ルメール A
5 チャンネルトンネル 松岡正海 A’
6 ペッレグリーニ 岩田康誠 B
7 アレグロブリランテ 横山和生 B
8 ログラール 北村友一 B’
9 コスモブッドレア 石川裕紀人 B
10 スティンガーグラス 戸崎圭太 A’




A評価となったのはこちらもキズナ産駒のシックスペンスです。

デビュー戦、ひいらぎ賞といずれも中山1600mを勝っての参戦。好位から抜け出す競馬には安定感があり、ここも少頭数ですので同じようなレースができれば上位争いは有力でしょう。人気の中心ですが素直に中心視して良さそうです。

続くA’はチャンネルトンネル、スティンガーグラスの2頭。人気どころで評価が低かったのはジュンゴールド、ウォーターリヒトの2頭です。

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