ここ何週かの対象馬公開でもおわかりのように、1レースに複数の買える馬・または危険馬が存在するケースも発生します。
そこで、データ解析による対象馬の勝率・回収率で示したものと同じ期間(ブログ公開前)で、買える人気馬・危険な人気が1レースに複数頭いた場合に、その組み合わせでの馬連・ワイドの回収率がどのようなものになるかを算出してみました。
対象期間:2016年1月~7月21日まで(ブログ開始前まで)
最終単勝オッズ 1.0~10.0倍に限定 (1着-2着-3着-着外)
【買える人気馬】同士の組み合わせ
該当レース数 549レース
総買い目数 775点
馬連的中レース数 94レース 回収率 109.2% レース的中率 17.1%
ワイド的中レース数 178レース 回収率 99.2% レース的中率 32.4%
【危険な人気馬】同士の組み合わせ
該当レース数 438レース
総買い目数 552点
馬連的中レース数 13レース 回収率 28.3% レース的中率 3.0%
ワイド的中レース数 45レース 回収率 50.4% レース的中率 10.3%
該当レース数 549レース
総買い目数 775点
馬連的中レース数 94レース 回収率 109.2% レース的中率 17.1%
ワイド的中レース数 178レース 回収率 99.2% レース的中率 32.4%
【危険な人気馬】同士の組み合わせ
該当レース数 438レース
総買い目数 552点
馬連的中レース数 13レース 回収率 28.3% レース的中率 3.0%
ワイド的中レース数 45レース 回収率 50.4% レース的中率 10.3%
上記のように、買える馬同士は馬連では回収率100%超え、ワイドもほぼ100%と非常に優秀な結果です。
逆に危険馬同士は、単複の回収率である60~70%程度よりも更に回収率が悪化しており、非常に割に合わない馬券であると言えるでしょう。(馬連は理論値よりもちょっと低すぎる感はありますが)
1レースに複数いるというケースは決して多くはないため、活用できる機会は限られますが、とはいえこの選別が決して単複のみでなく、他の券種でも有効であることを示すデータにはなっているかと思います。
ブログ開始後でも、8/6(日)小倉12Rの買える馬ワンツーフィニッシュなどの実例も早速出ておりますので、今後の推移についても期待を込めながら見守りたいと思います。
コメント
現時点での全く同じデータを見てみたいのですが可能でしょうか。
2023年現在の同様のデータを見てみたいのですが可能でしょうか。
ドラエレーデさん、コメントありがとうございます。
興味を持っていただきありがとうございます。
ブログ開始から現時点までで同様の分析を行ったデータです。
分析期間 2017.7.22~2023.10.15
最終単勝オッズ 1.0~10.0倍に限定 (1着-2着-3着-着外)
【買える】に該当する馬同士の組み合わせ
該当レース数 2,651レース
総買い目数 3,491点
馬連的中レース数 374レース 回収率 97.2% レース的中率 14.1%
ワイド的中レース数 771レース 回収率 94.3% レース的中率 29.1%
【危険】に該当する馬同士の組み合わせ
該当レース数 1,800レース
総買い目数 2,282点
馬連的中レース数 97レース 回収率 54.6% レース的中率 5.4%
ワイド的中レース数 242レース 回収率 54.6% レース的中率 13.4%
「買える」の馬連は残念ながら100%を切っていますが、1~10倍に限定した数字ということもあり、使用方法次第では100%を超える事も可能かもしれません。
また、「危険」の組み合わせは買わない方がいい事は明確に示されている結果と言えます。
ご参考ください。
ご返答ありがとうございました。100%を超えるのは相当に難しいですよね。
比較として、Aランク10倍以下の単勝の的中率と回収率はどの程度でしょうか。馬連より下がるとは思いますが…
回答遅くなりました。以下が結果です。
分析期間 2017.7.22~2023.10.15
最終単勝オッズ 1.0~10.0倍に限定
該当レース数 10,163レース
総買い目数 13,218点
単勝的中レース数 3,114レース 回収率 94.7% レース的中率 30.6%