明日は阪神で桜花賞トライアルのチューリップ賞、中山では高松宮記念のステップレースであるオーシャンSが行われます。
伝統の桜花賞トライアルであるチューリップ賞、昨年も本番2、3着馬がここをステップとしており今でも関連性は低くはありませんが、桜花賞馬は2016年のジュエラーが最後でありしばらく勝ち馬を輩出していません。傑出馬不在の桜花賞路線、本番で中心視されるようなスター候補が現れるでしょうか。
オーシャンSはここ5年の勝ち馬のうち3頭がその後G1を制しており、短距離路線の重要なレースとして存在感が増してきています。前日オッズではトウシンマカオ、ビッグシーザーのビッグアーサー産駒2頭が人気。サクラユタカオーから続く内国産父系ラインの期待の2頭が、G1制覇へ向けてどのようなステップを刻むでしょうか。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2024/3/2(土) 阪神11R チューリップ賞(G2) 芝1600m
1 | ブルーアイドガール | 松山弘平 | C |
---|---|---|---|
2 | ラーンザロープス | 横山典弘 | B |
3 | エポックヴィーナス | 和田竜二 | B’ |
4 | ワイドラトゥール | 北村友一 | B’ |
5 | ミラビリスマジック | 田辺裕信 | B |
6 | スウィープフィート | 武豊 | A’ |
7 | フルレゾン | 鮫島克駿 | C |
8 | セキトバイースト | 藤岡佑介 | B |
9 | スティールブルー | 川田将雅 | B |
10 | ガルサブランカ | ルメール | A |
11 | ハワイアンティアレ | 西村淳也 | B |
12 | ショウナンマヌエラ | 石橋脩 | C |
13 | エラトー | ムルザバエフ | A’ |
14 | ラヴァンダ | 松若風馬 | A’ |
15 | イツモニコニコ | 田中健 | C |
16 | タガノエルピーダ | 団野大成 | B |
A評価となったのはガルサブランカです。
偉大な兄イクイノックスに続けとばかりに夏の新潟の新馬戦を快勝、前走は2着でしたが超スローペースで前を捉えきれなかったものでした。相手強化となる今回、この骨っぽい相手に勝ち負けできるようなら本番への視界が一気に広まります。試金石の一戦ですが、どんな走りを見せるのかが非常に楽しみな一頭です。
続くA’に挙がったのはスウィープフィート、エラトー、ラヴァンダの3頭。評価の低い人気馬はいませんでした。
2024/3/2(土) 中山11R オーシャンS(G3) 芝1200m
1 | バースクライ | 岩田望来 | A’ |
---|---|---|---|
2 | ヨシノイースター | 丸山元気 | B’ |
3 | ショウナンハクラク | 戸崎圭太 | C |
4 | グレイトゲイナー | 三浦皇成 | C |
5 | マテンロウオリオン | 津村明秀 | A |
6 | ボンボヤージ | 川須栄彦 | B’ |
7 | ジュビリーヘッド | 横山和生 | B |
8 | バルサムノート | キング | A |
9 | シュバルツカイザー | 大野拓弥 | B |
10 | ビッグシーザー | 坂井瑠星 | A’ |
11 | キミワクイーン | Mデムーロ | B |
12 | カイザーメランジェ | 吉田豊 | C |
13 | ダディーズビビッド | 浜中俊 | C |
14 | オタルエバー | 石川裕紀人 | B |
15 | トウシンマカオ | 横山武史 | A |
16 | シナモンスティック | 松岡正海 | B’ |
A評価となったのはマテンロウオリオン、バルサムノート、トウシンマカオの3頭です。
マテンロウオリオンは一昨年のNHKマイルC2着以降、好走こそありますが馬券圏内がないまま5歳を迎えました。末脚の衰えは見られず、あとは展開が嵌るようならというところです。初の1200mで新たな一面が出る可能性がないとは言えないでしょう。
バルサムノートも1600m以上を多く使われてきた馬で、ここ2戦1400m、1200mを使われ悪くない結果を残しています。母エピセアロームということを考えればスプリントが最適という可能性は十分ありそうで、来日以来どんどん評価を上げているキング騎手を背に新しい姿を発揮といきたいところです。
内国産父系期待の星トウシンマカオが前走で久々に本来の能力を見せつけました。最重量58kgを背負って突き抜けた走りは強いの一言。あとはその走りを安定して見せられるかがG1制覇への課題でしょう。あまり実績のない緩めの馬場が見込まれますが、頂点を目指すにはこのくらいで泣き言は言えないところです。
続くA’にはバースクライ、ビッグシーザーの2頭が挙がりました。全体には人気上位の評価が高めとなっていますが、低めの評価なのはグレイトゲイナー、ダディーズビビッドといったあたりです。
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