【重賞期待値ランク】　4/20（日）皐月賞、福島牝馬S

今週は牡馬クラシック第1弾、「速い馬が勝つ」皐月賞が行われます。

2歳王者のクロワデュノールがでホープフルSからのぶっつけ参戦を選び、そこに各ステップレースを勝ち抜いた馬が挑む構図は、先週の桜花賞を思い起こさせます。すでに1強ムードさえあるこの路線ですが、小回りの多頭数で紛れるとしたらここという舞台でもあります。2歳王者がダービーまでひた走るのか、それとも逆転劇はあるのか。伏兵陣にも多彩なメンバーが揃い、見どころ十分の楽しみな一戦です。

今年から皐月賞の裏に組まれるた福島牝馬Sとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。

「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2024年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2025/4/20（日）　中山11R　皐月賞（G1）　芝2000m

1	ニシノエージェント	津村明秀	B
2	エリキング	川田将雅	B
3	キングスコール	藤岡佑介	B
4	ジュタ	坂井瑠星	C
5	ジョバンニ	松山弘平	B’
6	マスカレードボール	横山武史	A’
7	フクノブルーレイク	松岡正海	B’
8	ジーティーアダマン	岩田望来	B’
9	ピコチャンブラック	石橋脩	B
10	クロワデュノール	北村友一	A’
11	ミュージアムマイル	モレイラ	A’
12	ドラゴンブースト	丹内祐次	B
13	アロヒアリイ	横山和生	C
14	カラマティアノス	戸崎圭太	B’
15	ヴィンセンシオ	ルメール	B
16	サトノシャイニング	西村淳也	B
17	ファウストラーゼン	杉原誠人	C
18	マジックサンズ	佐々木大輔	B

A評価はおらず、A’評価がマスカレードボール、クロワデュノール、ミュージアムマイルの3頭です。

3頭とも評価値としては同等で、A’としては平均的な値でした。いずれも上位人気馬ですが、一定の信頼度はあると見て良さそうです。

全体に評価値の差が少なく、実績馬で評価値が低かったのは弥生賞勝ちのファウストラーゼンくらいでした。前日の傾向から決着時計も速くなりそうで、力のある馬が順当に結果を出せる舞台となりそうです。

2025/4/20（日）　福島11R　福島牝馬S（G3）　芝1800m

1	アドマイヤマツリ	田辺裕信	A’
2	ライラック	石川裕紀人	A’
3	ジューンオレンジ	荻野極	B
4	フィールシンパシー	横山琉人	B
5	フェアエールング	丸山元気	B’
6	アリスヴェリテ	三浦皇成	A
7	アマイ	丸田恭介	B’
8	グランスラムアスク	古川奈穂	C
9	セキトバイースト	吉田隼人	B
10	ミスカッレーラ	御神本訓史	C
11	シンリョクカ	木幡初也	A’
12	ホーエリート	原優介	B
13	ガジュノリ	武藤雅	B
14	ラズベリームース	小沢大仁	B’
15	アスコルティアーモ	菊沢一樹	A’
16	ペイシャフラワー	永島まなみ	C

A評価となったのはアリスヴェリテです。

昨夏に軽ハンデのマーメイドSを大逃げで制し、アメリカのBCディスタフでも4着と健闘しています。前走はハイペースで逃げ馬と競り合っての大敗で致し方なし。逃げたい馬が多く、ここは控える競馬になる可能性もありますが、決して逃げ一辺倒というわけではないので、小回り向きの脚質を活かして巻き返したいところです。

A’が人気のアドマイヤマツリに加え、ライラック、シンリョクカ、アスコルティアーモの4頭。人気どころは小倉牝馬S勝ちのフェアエールングがやや低めだったのを除けば総じてB以上となっており、ローカルの牝馬重賞にしては大きな波乱ムードは感じられません。

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