【重賞期待値ランク】　9/8（日）セントウルS、京成杯AH

秋競馬開幕週のメインは、スプリンターズSのステップレース、セントウルSと、秋の中山開幕週恒例の名物レース、京成杯オータムハンデが行われます。

セントウルSはここでの1，2着がそのまま本番でも1，2着を占める年もしばしば見られるなど、本番へ直結することの多い一戦です。北海道シリーズで重賞2連勝を果たしたサトノレーヴがこの路線の主役候補に躍り出ており、それに続く有力馬が現れるかどうかが注目される一戦です。

京成杯オータムハンデはG1を目指す有力馬や夏の上がり馬など様々な路線の馬がさらなる飛躍を目指して集結する一戦です。昨年はソウルラッシュが59kgを克服して勝利を収め、その後のG1路線での活躍につなげました。今年の注目は何と言っても昨年の2歳牝馬女王アスコリピチェーノの参戦、古馬相手の55.5kgでどんな走りを見せてくれるでしょうか。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。

「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2024/9/8（日）　中京11R　セントウルS（G2）　芝1200m

A評価となったのはジョウショーホープ、テイエムスパーダの2頭です。

ジョウショーホープはそれまでのマイル～中距離中心から1400mを使われるようになって成績が安定してきました。準オープンを勝ったばかりですがこのところの上昇ぶりはオープンでも通用する期待を抱かせる勢いです。スペシャリストが集う中で初の1200mがどうかの懸念はあるものの、今後への期待を込めて馬券的にも注目したい1頭です。

テイエムスパーダはこのブログ読者ならご承知のA評価常連で、昨年のこのレース単勝万馬券の際もA評価でした。今回はピューロマジックの2番手が想定されますがスムーズなら番手でも全く競馬ができないわけではなく、昨年の単勝万馬券に続くあっと驚く走りを見せてくれるかに注目です。

続くA’にはサマースプリントシリーズ覇者を狙うモズメイメイの他、ピューロマジック、テンハッピーローズが挙がりました。人気上位で評価が低かったのはサウザンサニー、ヨシノイースターです。

2024/9/8（日）　中山11R　京成杯オータムハンデ（G3）　芝1600m

A評価はおらず、A’評価がエエヤン、アスコリピチェーノ、キタウイングの3頭です。

この中ではエエヤンが最も評価値が高く、Aに近いほうの値でした。好走と凡走の差が激しいですが、得意の中山マイルに照準を絞った一戦、ここでぜひとも復権を果たしたいところです。

A’の他2頭はBに近い評価値でした。このため馬券的に特別妙味があるというわけではありませんが、実績を考慮すればここは人気でもアスコリピチェーノ軸で仕方なさそうです。

2番人気以下に目を移すと、ディスペランツァ、サンライズロナウドが評価が伸びずC評価となっています。

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