明日は、先週に続き阪神では初開催となるマイルチャンピオンシップが行われます。
今年の古馬G1は牝馬勢の優勝が多いですが、このレースもグランアレグリア、レシステンシアの強豪牝馬2頭が参戦し、さらに勝利を積み重ねる可能性があります。一方、牡馬勢も昨年の勝ち馬インディチャンプやG1 3勝のアドマイヤマーズ、3歳からはサリオスといった強豪が揃い、短距離王決定戦に相応しい豪華メンバーとなりました。見応えが期待できる、非常に楽しみな一戦です。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2020/11/22（日） 阪神11R マイルチャンピオンシップ（G1） 芝1600m
| 1 | ベステンダンク | 藤岡佑介 | A’ |
|---|---|---|---|
| 2 | レシステンシア | 北村友一 | B |
| 3 | ケイアイノーテック | 津村明秀 | C |
| 4 | グランアレグリア | ルメール | B’ |
| 5 | メイケイダイハード | 酒井学 | C |
| 6 | ラウダシオン | 武豊 | B |
| 7 | アドマイヤマーズ | 川田将雅 | A’ |
| 8 | インディチャンプ | 福永祐一 | B |
| 9 | カツジ | 池添謙一 | A |
| 10 | ブラックムーン | 幸英明 | C |
| 11 | スカーレットカラー | 岩田康誠 | C |
| 12 | アウィルアウェイ | 藤岡康太 | C |
| 13 | タイセイビジョン | 石橋脩 | B |
| 14 | サウンドキアラ | 松山弘平 | C |
| 15 | ペルシアンナイト | 大野拓弥 | B’ |
| 16 | ヴァンドギャルド | 戸崎圭太 | C |
| 17 | サリオス | Mデムーロ | A |
A評価となったのはサリオスとカツジです。
サリオスは春のクラシックはコントレイルに苦杯を喫しましたが、毎日王冠は比較的軽いメンバーとは言え格の違いを見せつけるような圧勝でした。ここはレシステンシアが速いペースで逃げそうで、長くいい脚を使えるこの馬にはうってつけの流れになりそう。外から一気に突き抜ける可能性が高そうです。
カツジは前走スワンSであっと驚く逃げの手に出、3歳時以来の久々の重賞タイトルを手にしました。展開に恵まれたようにも見えますが、内が荒れた馬場状態で逃げて勝った内容は悪くなく、全くの無視は危険かもしれません。
続くA’がアドマイヤマーズ、ベステンダンクの2頭です。上位人気は総じて平均的以上で比較的固い決着が見込めそうですが、断然の1番人気グランアレグリアがB’とやや低くなっており、アタマ勝負には多少不安が残ります。
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