【重賞データ公開】 9/6(日)新潟記念、小倉2歳S

夏競馬の最後を締めくくるのは、夏の新潟開催メインイベントの新潟記念と、小倉も恒例の小倉2歳Sです。

新潟記念は3歳馬ワーケアの参戦に注目が集まります。春のクラシックでは2強に次ぐグループを形成。53kgという軽量で古馬の重賞クラスとどこまで戦えるのか、注目の一戦となります。

小倉2歳Sは少頭数となりました。未勝利を大差勝ちのモントライゼを軸に、前走レコード勝ちのフリード、新種牡馬ミッキーアイル産駒のメイケイエールらが上位人気となっています。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/9/6(日) 新潟11R 新潟記念(G3) 芝2000m

1 インビジブルレイズ 北村宏司 C
2 アイスバブル 戸崎圭太 B’
3 ピースワンパラディ 池添謙一 A’
4 サトノダムゼル 岩田康誠 C
5 ジナンボー Mデムーロ C
6 メートルダール 丸山元気 B’
7 アールスター 長岡禎仁 B
8 サトノガーネット 坂井瑠星 C
9 アイスストーム 柴田大知 A
10 ウインガナドル 三浦皇成 B
11 ワーケア ルメール B’
12 プレシャスブルー 石橋脩 C
13 ゴールドギア 田辺裕信 B
14 カデナ 鮫島克駿 B’
15 リープフラウミルヒ 津村明秀 A
16 サンレイポケット 荻野極 A’
17 ブラヴァス 福永祐一 A
18 サトノクロニクル 藤井勘一郎 A’




A評価となったのはブラヴァス、アイスストーム、リープフラウミルヒです。

ブラヴァスはオープン入り後重賞を4、2着と着実にステップアップしています。距離もベストで早い上がりにも対応できることから、軸としての安定度は最上位と見ます。

アイスストームは前走はかなりの道悪でしたので度外視できます。追い込み脚質ながら、左回りの中距離では安定した走りを見せています。直線のキレ勝負ならこのメンバーでも見劣りしません。

リープフラウミルヒは牝馬限定ながらまずまずのメンバーが揃ったクイーンSで差のない競馬を見せており、地力強化が窺えます。牝馬らしく暖かい時期に良績があるタイプで、ここでも大駆けがないとは言えません。

A’で続くのがピースワンパラディ、サンレイポケット、サトノクロニクルです。注目のワーケアはB’と強くは推せず、またジナンボー、サトノガーネット、サトノダムゼルがC評価と、人気どころにやや厳しい評価が多くなっています。

2020/9/6(日) 小倉11R 小倉2歳S(G3) 芝1200m

1 ラマルセイエーズ 幸英明 C
2 フォドラ 北村友一 A’
3 カシノレオ 酒井学 B’
4 リサコーハク 松若風馬 B
5 アールラプチャー 太宰啓介 B’
6 セレッソフレイム 小牧太 C
7 ルクシオン 松山弘平 A’
8 メイケイエール 武豊 B’
9 モントライゼ 川田将雅 A’
10 フリード 和田竜二 A’




A評価はおらず、A’評価がモントライゼ、フォドラ、ルクシオン、フリードの4頭です。

モントライゼは未勝利が圧巻の大差勝ち。スピード能力の高さを見せつけました。デビュー戦で敗れたヨカヨカはフェニックス賞を勝利。その比較からもここでは好勝負となる可能性は高そうです。

フォドラは重賞で逃げての4着。この時期の馬はキャリアがものを言うケースもあり、厳しいレースの経験はプラスに働きそうです。

ルクシオンは九州産馬で、ひまわり賞をスキップしここに照準を絞ってきました。血統的には一般馬に何ら遜色なく、通用する可能性は秘めています。

フリードは前走が2歳レコードでの勝利でした。スピード能力は高く、あとは最終週で荒れ気味の馬場でどうかといったところでしょうか。

ここまでの4頭を馬券の中心としたいところです。評価の低い人気馬はセレッソフレイムです。

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