【重賞データ公開】 10/27(日)天皇賞(秋)

明日は古馬中距離王者決定戦、天皇賞秋が行われます。

昨年の年度代表馬アーモンドアイに3歳馬サートゥルナーリアが挑む、下半期最注目と言っても良いレースとなりました。同じロードカナロア産駒の世代最強馬が、中距離最強の座を賭けて真正面からぶつかり合います。ダノンプレミアムやワグネリアン、スワーヴリチャードなど、他のG1レースであれば本命級の馬でも脇の存在に追いやられているほど、2強の存在感が抜き出ている感じです。

さて、期待回収率からの解析ではどのような評価結果となっているのでしょうか、見ていきたいと思います。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2019/10/27(日) 東京11R 天皇賞(秋)(G1) 芝2000m

1 カデナ 藤岡佑介 C
2 アーモンドアイ ルメール B
3 ケイアイノーテック 幸英明 C
4 スワーヴリチャード 横山典弘 A
5 アエロリット 戸崎圭太 C
6 ユーキャンスマイル 岩田康誠 C
7 スティッフェリオ 丸山元気 B
8 マカヒキ 武豊 C
9 ダノンプレミアム 川田将雅 B’
10 サートゥルナーリア スミヨン A
11 ゴーフォザサミット 北村宏司 B’
12 ドレッドノータス 坂井瑠星 B
13 ランフォザローゼス Mデムーロ C
14 ワグネリアン 福永祐一 A’
15 ウインブライト 松岡正海 B
16 アルアイン 北村友一 A’




A評価となったのはサートゥルナーリアとスワーヴリチャードです。

皐月賞馬サートゥルナーリアが菊花賞には目もくれずここに照準を定めてきました。ヴェロックス、ワールドプレミアを一蹴した神戸新聞杯の強さを見れば、この強豪相手でも互角以上の能力と見て良さそうです。スミヨン騎手なら代打として不足はなく、打倒アーモンドアイも可能と見ます。

スワーヴリチャードは今ひとつ勝ちきれない走りが続きますが、左回りの府中2000mは最適な舞台と思います。横山典騎手がここ一番の勝負強さを発揮し、一角崩しなるかに注目です。

A’で続くのがワグネリアン、アルアインです。注目のアーモンドアイはBと標準的な評価となりました。割り引く必要はなく、実績通りの評価が必要でしょう。

安田記念のアクシデントによる大敗から巻き返したいダノンプレミアムはB’とやや低めの評価となりました。またアエロリット、ユーキャンスマイルあたりがC評価となっています。

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