夏競馬もいよいよ終盤。明日は札幌でサマースプリントシリーズ第5戦のキーンランドC、新潟では2歳マイル重賞の新潟2歳Sが行われます。
キーンランドCは昨年覇者のパンジャタワーが連覇を狙います。今年も高松宮記念4着、安田記念5着とG1で上位争いを続けており、実績はメンバー最上位。さらに昨年のスプリンターズS覇者ウインカーネリアンも参戦し、G1馬2頭が顔を揃える豪華な一戦となりました。3連勝中の3歳馬ロジケープなど勢いある馬も加わり、秋のスプリントG1へ向けても注目の一戦です。
新潟2歳Sは一昨年はアスコリピチェーノが後に阪神JFを制し桜花賞でも2着、また昨年のリアライズシリウスも共同通信杯から皐月賞で2着となるなど、近年は大舞台につながる馬を輩出しています。今年は10頭立てと少頭数、新馬戦勝ち馬は甲乙つけがたい素質馬揃いですが、未出走・未勝利馬が半数の5頭いるという、重賞ではかなり異例な一戦にもなりました。
それでは、両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2025年の実績はこちらの記事をご覧ください。
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2026/8/23(日) 札幌11R キーンランドC(G3) 芝1200m
| 1 | ナムラクララ | 浜中俊 | B |
|---|---|---|---|
| 2 | ルシード | レーン | A’ |
| 3 | パンジャタワー | 松山弘平 | A |
| 4 | エーティーマクフィ | 富田暁 | C |
| 5 | ゾンニッヒ | ロイド | C |
| 6 | ジョーメッドヴィン | 吉村智洋 | C |
| 7 | マイネルジェロディ | ヘルナンデス | B |
| 8 | ウインカーネリアン | 三浦皇成 | B’ |
| 9 | イツモニコニコ | ナレドゥ | A |
| 10 | ダノンマッキンリー | 池添謙一 | C |
| 11 | リラエンブレム | ルメール | A |
| 12 | レッドアヴァンティ | 岩田康誠 | C |
| 13 | ロジケープ | 丹内祐次 | B’ |
| 14 | サウンドモリアーナ | 武豊 | B’ |
| 15 | エイシンディード | 川又賢治 | A’ |
| 16 | ロードフォアエース | 岩田望来 | B’ |
パンジャタワー、イツモニコニコ、リラエンブレムの3頭がA評価となりました。
連覇を狙う人気のパンジャタワーが高評価を得ました。昨年のこのレース以来勝利からは遠ざかっていますが、高松宮記念、安田記念とG1で連続掲示板ですから、ここでは一歩抜けた存在です。3歳の昨年で57kgで制しており、58kgで泣き言は言えません。小回りの内枠で捌けるかどうかだけでしょう。
イツモニコニコはビッグアーサー産駒らしく1200m特化の晩成スプリンター。血統表を見るとサクラバクシンオー以外は重厚で、欧州ステイヤーかのような血が集っており、洋芝はいかにも合いそうです。来日初日から達者な腕を披露した、インドのマジックマンことナレドゥ騎手の手綱捌きも注目に値します。
リラエンブレムは昨年はダービーにまで駒を進めた馬ですが、今回はいきなりのスプリント参戦です。マイルで重賞を勝っていますので、1200mはベストかはともかく、こなす余地は十分あるでしょう。前回は掛かってレースにならず、今回は末を試す競馬になるのでしょうが、歴戦のスプリントの猛者相手にどこまで通じるでしょうか。
ルシード、エイシンディードがA’で続きます。3連勝中のロジケープは平均をやや下回るB’、他に人気どころではエーティーマクフィ、ダノンマッキンリーがC評価となっています。
2026/8/23(日) 新潟7R 新潟2歳S(G3) 芝1600m
| 1 | シャンデヴァーグ | 津村明秀 | A’ |
|---|---|---|---|
| 2 | レッチュベルク | 田辺裕信 | A’ |
| 3 | トップチェッカー | 北村友一 | A’ |
| 4 | アイデアルカット | 嶋田純次 | C |
| 5 | エレスレイプニル | 木幡育也 | C |
| 6 | マインドフルネス | 菊沢一樹 | A’ |
| 7 | トウシンマジック | コレット | A’ |
| 8 | マイホームパパ | 江田照男 | C |
| 9 | スイートアリッサム | 杉原誠人 | C |
| 10 | インカルナータ | 坂井瑠星 | B |
A評価はおらず、A’が新馬戦を勝ったシャンデヴァーグ、レッチュベルク、トップチェッカー、トウシンマジックに、初出走マインドフルネスを加えた5頭です。
新馬勝ち馬はA’かB、未勝利馬4頭がCと大きく評価が分かれる結果となりました。このレースに関しては参戦馬が普通のレースと比べるとかなり異質ですので、回収率の評価予測がうまく機能しているかは未知数というのが正直なところです。
なおA’の5頭の中では、レッチュベルクが最も評価値が高く、Aに近い値でした。他のA’4頭はBに近いA’です。
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