夏競馬の本格スタートとなる明日は、函館開催のメインイベント・サマー2000シリーズ開幕戦の函館記念が、また開幕週の福島では3歳ハンデ重賞のラジオNIKKEI賞が行われます。
函館記念は今年も混戦模様の古馬ハンデ重賞です。実績馬と上がり馬が混在し、戦いの構図が読みにくい難解な一戦。実績面では札幌2歳Sを勝ち洋芝実績あるマジックサンズ、鳴尾記念勝ちのデビットバローズ、昨年の巴賞をレコードで制したケイアイセナあたりが上位視されます。人気薄の馬も見た目の着順の印象ほど大きく負けておらず、大駆けがあっても驚けません。
ラジオNIKKEI賞は秋の飛躍を期す3歳馬による中距離重賞。近年の勝ち馬エキサイトバイオ、オフトレイル、エルトンバローズはその後のG1路線でも存在感を示す走りを見せており、今後を見据える意味でも重要な一戦と言えます。このレースは重ハンデ馬の好走が少ない傾向もありますが、今年は57kgを背負う馬が3頭。果たしてどのような走りを見せるでしょうか。
それでは、両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2025年の実績はこちらの記事をご覧ください。
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2026/6/28(日) 函館11R 函館記念(G3) 芝2000m
| 1 | バルナバ | 斎藤新 | C |
|---|---|---|---|
| 2 | ファウストラーゼン | 小林美駒 | B |
| 3 | ピースワンデュック | 佐々木大輔 | A |
| 4 | マジックサンズ | 横山和生 | B |
| 5 | イガッチ | 浜中俊 | A |
| 6 | サンストックトン | 松本大輝 | B’ |
| 7 | チャックネイト | 鮫島克駿 | C |
| 8 | ケイアイセナ | 武豊 | A’ |
| 9 | オニャンコポン | 横山琉人 | B |
| 10 | ケリフレッドアスク | 北村友一 | B |
| 11 | ジュタ | 坂井瑠星 | B |
| 12 | エコロディノス | 池添謙一 | C |
| 13 | アラタ | 大野拓弥 | C |
| 14 | フィーリウス | 丹内祐次 | B |
| 15 | デビットバローズ | 岩田望来 | B’ |
A評価となったのはピースワンデュック、イガッチの2頭です。
ピースワンデュックは3歳馬の出世レースと言える阿賀野川特別を勝ち、菊花賞にも出走した好素材。ただオープン入り後は5着が最高と、思ったほどの成績を残せていません。とにかく折り合いが鍵となる馬、若手のホープ佐々木大輔騎手への手替わりでどんなレース運びを見せるでしょうか。嵌れば一気の台頭も十分です。
イガッチは3歳春までは勝ちきれませんでしたが、夏の休養が功を奏したか以降は5戦3勝。前走は京都1800mをレコード勝ちし、成長力を見せつけました。初の重賞挑戦、一気の相手強化となりますが、勢いはメンバー中随一。55kgも有利で、ここをあっさり勝つようなら秋のG1戦線が楽しみになります。
A’には好調のレジェンド武豊騎手が騎乗するケイアイセナ。人気上位で評価が伸び悩んだのはエコロディノスです。
2026/6/28(日) 福島11R ラジオNIKKEI賞(G3) 芝1800m
| 1 | ルージュボヤージュ | 北村宏司 | C |
|---|---|---|---|
| 2 | クカイリモク | ゴンサルベス | B |
| 3 | ジーネキング | 菊沢一樹 | A |
| 4 | サイモンシャリオ | 田口貫太 | A’ |
| 5 | リッツパーティー | 横山武史 | B’ |
| 6 | コルテオソレイユ | 荻野極 | B |
| 7 | ショウナンガルフ | 丸山元気 | C |
| 8 | ディールメーカー | 高杉吏麒 | B’ |
| 9 | キンググローリー | 石川裕紀人 | A’ |
| 10 | ガリレア | 石橋脩 | B’ |
| 11 | コロナドブリッジ | 三浦皇成 | A’ |
| 12 | ローベルクランツ | 松山弘平 | B |
| 13 | サノノグレーター | 田辺裕信 | B |
| 14 | スカイスプレンダー | 戸崎圭太 | B’ |
| 15 | バドリナート | 津村明秀 | B’ |
| 16 | スペルーチェ | Mデムーロ | C |
ジーネキングがA評価となりました。
昨年がデビュー年だったコントレイル産駒の、重賞初好走がこのジーネキングの札幌2歳Sでした。デビュー以降先行一本槍でしたが、前々走のNZTで脚質転換を果たして3着に好走。NHKマイルCは決め手負けでしたが、外差し馬場で伸びない内に行った分もありました。クラシックを狙う素質馬相手に揉まれてきた経験が、ここで生きて来る可能性はありそうです。
A’で続くのがサイモンシャリオ、キンググローリー、コロナドブリッジの3頭。人気薄が上位評価に固まりました。
対照的に人気馬は評価がさほど伸びておらず、リッツパーティー、スカイスプレンダーはB’、ルージュボヤージュがC評価。波乱含みを予感させる解析結果です。
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