【重賞データ公開】　12/5（土）ステイヤーズS、チャレンジC

師走を迎え、中央競馬もいよいよ最後の開催となりました。明日は中山で年末名物マラソンレースのステイヤーズS、阪神ではチャレンジＣが行われます。

両レースとも勝てば有馬記念への挑戦が視野に入ってきます。年末の大一番の新星が果たして現れるのか、レース内容をしっかりと見守りたい一戦です。

期待回収率の解析結果はどのようになっているのでしょうか、見ていきましょう。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/12/5（土）　中山11R　ステイヤーズS（G2）　芝3600m

A評価はシルヴァンシャー、ポンデザール、ボスジラ、オセアグレイトの4頭です。

シルヴァンシャーは前走京都大賞典で上位のG1クラスに肉薄し、能力を示しました。3600mは未知数ですが、特にマイナスになる要素はなさそうです。ここを勝って、今後のG1戦線に名乗りを上げたいところです。

ポンデザールはハーツクライ産駒の長距離砲ですが、距離に懸念のあった札幌記念でも上位のG1馬に次ぐ4着と好走。この距離で更に上積みが見込め、ルメール騎乗となれば大崩れは考えにくそうです。

ボスジラも長距離は得意で、3600mでも苦にはしないでしょう。うまく立ち回れば馬券圏内も十分ありそうです。

オセアグレイトはダイヤモンドS3着と長距離実績があります。このところの戦績はパッとしませんが、中山は向いていそうな印象があり、横山典騎手騎乗とあわせて注意が必要です。

A’で続くヒュミドール、タガノディアマンテ、ゴールドギアですでに7頭が挙がっており、馬券はここまででまとめたいところです。上位人気では、過去3連覇を果たしているアルバートがC評価となっています。

2020/12/5（土）　阪神11R　チャレンジC（G3）　芝2000m

A評価となったのは人気を分け合うレイパパレ、ブラヴァスの2頭です。

レイパパレは秋華賞を除外となり、同日の3勝クラスに向かいましたが楽勝して4戦4勝となりました。小柄な牝馬ながら逃げて良し、差して良しと能力の高さは間違いありません。1ハロン延長での強豪相手ですが、突破してしまいそうな勢いを感じます。

ブラヴァスは前走新潟記念で重賞初制覇。母ヴィルシーナの良血がやっと軌道に乗った感があります。同距離のここは当然勝ち負けと見ていいでしょう。レイパパレのオッズが被るようならこちらの単にも妙味がありそうです。

A’はヒンドゥタイムズ、ジェネラーレウーノと上位人気勢が回収率評価でも上位を占めました。人気通りの順当な決着が予想されます。

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