今週から当面無観客で行われる中央競馬。なんとか早急に騒動が沈静化し、元のように開催できることを望みます。
今週は中山記念、阪急杯と、今後のG1・海外路線を占ううえで重要なレースが行われます。特に中山記念はG1馬5頭に加えダービー2着のダノンキングリーと、少頭数ですがG1級と言えるメンバーが顔を揃えました。ぜひ昨今の暗いムードを吹き飛ばす熱戦を期待したいものです。
それでは、期待回収率からの解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2020/3/1（日） 中山11R 中山記念(G2） 芝1800m
| 1 | インディチャンプ | 福永祐一 | A |
|---|---|---|---|
| 2 | エンジニア | 大野拓弥 | C |
| 3 | ダノンキングリー | 横山典弘 | B’ |
| 4 | ソウルスターリング | 北村宏司 | B |
| 5 | ペルシアンナイト | 池添謙一 | B |
| 6 | マルターズアポジー | 武士沢友治 | B’ |
| 7 | ラッキーライラック | Mデムーロ | B |
| 8 | ウインブライト | ミナリク | A |
| 9 | ゴールドサーベラス | 横山和生 | C |
A評価はインディチャンプ、ウインブライトの2頭です。
インディチャンプは昨年のマイル王で、香港マイルこそ崩れましたが本来安定感のある走りを見せる馬です。1800も守備範囲で、折り合いもつけやすそうな内枠を引き、軸候補としては申し分ない条件が揃いました。
ウインブライトは昨年、一昨年の覇者で、三連覇を目指す一戦となります。中山での強さはご存知のとおり。休み明けが今ひとつ良績がないこと、目標は先という点を差し引いても、この舞台で評価を下げるわけには行きません。
A’評価はおらず、軸はこの２頭から選びたいところ。人気どころはほとんどがB評価で、順当な決着になると見ていいでしょう。
2020/3/1（日） 阪神11R 阪急杯(G3） 芝1400m
| 1 | ジョイフル | 川又賢治 | C |
|---|---|---|---|
| 2 | ライラックカラー | 木幡育也 | C |
| 3 | ダイアトニック | 北村友一 | A’ |
| 4 | マイスタイル | 田中勝春 | C |
| 5 | クリノガウディー | 森裕太朗 | A |
| 6 | フィアーノロマーノ | 川田将雅 | B |
| 7 | ステルヴィオ | 丸山元気 | B |
| 8 | サフランハート | 幸英明 | C |
| 9 | ディープダイバー | 酒井学 | C |
| 10 | ストーミーシー | 松若風馬 | A’ |
| 11 | ロジクライ | 岩田康誠 | B’ |
| 12 | レインボーフラッグ | 松山弘平 | B |
| 13 | ハッピーアワー | 吉田隼人 | B |
| 14 | ベストアクター | 浜中俊 | C |
| 15 | ニシノラッシュ | 松田大作 | B’ |
| 16 | アンヴァル | 藤岡佑介 | B |
| 17 | ラヴィングアンサー | 和田竜二 | B |
| 18 | スマートオーディン | 秋山真一郎 | B’ |
A評価となったのはクリノガウディーです。
昨秋は力を出しきれないレースが続きましたが、前走東京新聞杯でようやく実力を発揮、重賞級の能力を証明しました。相性のいい森祐太朗騎手に戻り、人馬ともにここから飛躍を遂げてほしい一戦です。
A’で続くのがダイアトニック、ストーミーシーです。ダイアトニックはスワンＳを勝っており、ここでは実績は一枚上。順当に勝ち負け候補です。ストーミーシーは追い込み一手ですが末脚だけならこの路線でも屈指のものがあり、あとは展開が嵌るかどうかだけです。
評価が低めの人気馬はマイスタイル、ジョイフルです。
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