【重賞データ公開】 8/25(日)キーンランドC、新潟2歳S

夏の大一番の札幌記念が終了し、夏競馬もいよいよフィナーレが見えてきました。今週の重賞は札幌のキーンランドC、新潟2歳Sの2鞍です。

禁止薬物騒動で除外馬が多数出た函館スプリントS。キーンランドCはその除外馬も含めた、仕切り直しのようなメンバーとなりました。思わぬアクシデントで間隔が空いたダノンスマッシュが秋に向けて好スタートを決めるのか、順調に使われた組が意地を見せるのか。今後を占う意味でも目の離せない一戦です。

注目の2歳重賞、新潟2歳Sとあわせて解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2019/8/25(日) 札幌11R キーンランドC(G3) 芝1200m

1 ナックビーナス 岩田康誠 B’
2 デアレガーロ 池添謙一 B
3 サフランハート 勝浦正樹 C
4 セイウンコウセイ 幸英明 B’
5 ペイシャフェリシタ ティータン A’
6 ハッピーアワー 吉田隼人 B
7 タワーオブロンドン ルメール A’
8 シュウジ 三浦皇成 B’
9 カイザーメランジェ 江田照男 C
10 アスターペガサス 戸崎圭太 A
11 ライオンボス ルパルー A
12 ダイメイフジ オールプレス A’
13 ダノンスマッシュ 川田将雅 B
14 ライトオンキュー 古川吉洋 C
15 パラダイスガーデン 横山武史 C
16 リナーテ 武豊 B




A評価はアスターペガサス、ライオンボスの2頭です。

アスターペガサスはここ2走でスプリント適性の高さを改めて示しました。洋芝向きの血統でもあり、勝ち負けに加わる力は十分あると見ていいでしょう。

ライオンボスは直線1000mに抜群の適性を見せ、3連勝で重賞まで上り詰めました。ここは良績のないコーナーのある競馬になりますが、ダート1000mでの2勝はハナを切ってのもの。ここもスムーズに逃げられればあっと言わせる走りを見せる可能性はあります。

続くA’にタワーオブロンドン。スプリント2走目で慣れも見込め、軸候補として有力でしょう。他の人気勢もB評価以上ですので、大きな波乱にはならなさそうです。

2019/8/25(日) 新潟11R 新潟2歳S(G3) 芝1600m

1 エレナアヴァンティ 内田博幸 C
2 クリアサウンド 松山弘平 A
3 グランチェイサー 田辺裕信 B’
4 セツメンノトビウオ 北村宏司 C
5 トライフォーリアル 丸山元気 B
6 ウーマンズハート 藤岡康太 C
7 ビッククインバイオ 大野拓弥 B
8 トロワマルス 木幡初也 C
9 タイムマシン 石橋脩 C
10 グライユル 横山典弘 B
11 モーベット 福永祐一 C
12 ウインカーネリアン 松岡正海 A’
13 ペールエール Mデムーロ A
14 カイアワセ 川又賢治 B’
15 シコウ 木幡巧也 B’
16 サナチャン 武士沢友治 B




A評価はペールエール、クリアサウンドの2頭です。

ペールエールはデビュー戦を先行策から危なげなく抜け出しました。安定感のある競馬ぶりに加えて、父ダイワメジャーの特性を知り尽くすデムーロ騎手騎乗も魅力的。この馬の持ち味を十分に発揮させてくれるでしょう。

クリアサウンドは好調な新種牡馬キズナ産駒です。キズナ産駒はスピードと競馬センスの高さを感じる馬が多いように思います。ここは力試しの一戦ですが、そつのない競馬ができれば上位食い込みの可能性も十分です。

一方のC評価にはウーマンズハート、モーベット、タイムマシンなど人気馬が勢揃いとなりました。キャリアの浅い馬同士の一戦、波乱も考慮して手広く買いたいレースです。

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