【重賞データ公開】 12/24(日)有馬記念

いよいよ大一番の有馬記念を迎えました。競馬界のみならず、日本の暮れの風物詩となっている、最大のお祭りレースです。
王者キタサンブラックがいよいよ引退レースを迎えました。果たして有終の「まつり」を歌い上げることになるのか、それともライバルたちの逆転はあるのか。

それでは解析結果を見ていきましょう。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

参考実績は過去の記事をご覧ください。



2017/12/24(日) 中山11R 有馬記念(G1) 芝2500m

1 ヤマカツエース 池添謙一 B’
2 キタサンブラック 武豊 A’
3 クイーンズリング ルメール B’
4 ブレスジャーニー 三浦皇成 C
5 トーセンビクトリー 田辺裕信 C
6 サトノクロニクル 戸崎圭太 B
7 シャケトラ 福永祐一 A’
8 レインボーライン 岩田康誠 C
9 サクラアンプルール 蛯名正義 B
10 シュヴァルグラン ボウマン A
11 ルージュバック 北村宏司 B
12 サトノクラウン ムーア B
13 ミッキークイーン 浜中俊 C
14 スワーヴリチャード Mデムーロ B
15 カレンミロティック 川田将雅 C
16 サウンズオブアース Cデムーロ B’

ジャパンCの覇者シュヴァルグランがただ1頭、最上位のA評価となりました。昨年は後方からの競馬が多かったのですが、歳を重ねて脚質に幅が出て、戦績が安定しだしたのは父を見ているかのような軌跡です。父は有馬記念でディープインパクトを破りましたが、息子も再度王者の撃破となるでしょうか。
引退レースのキタサンブラックはA’評価となりました。本ブログの主題である「回収率」という観点では、応援票が入りやすい今回はここから更に割引く必要はあるのでしょうが、とは言え好枠を引き当てた今回、条件的に嫌う要素は全く見当たりません。有終の美を飾る可能性も十分高いでしょう。
他の人気勢ではスワーヴリチャード、サトノクラウンともにBと、標準的な評価は確保しています。大きな波乱になる可能性は低く、人気上位の4頭を馬券の中心と考えるのが妥当でしょう。

なお、中穴クラスではシャケトラがA’と比較的高い評価となりました。対してミッキークイーン、ブレスジャーニー、レインボーラインらが低めのC評価となっています。

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